フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』に投稿された感想・評価

 編集長の死によって廃刊が決まった雑誌の記事を集めるという形で短篇をまとめたオムニバス。その構成がまず粋。
 各章とも芸術と金の関係やエロス、五月革命の矛盾、移民の孤独などをそれぞれ隠し味にして洒脱…

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momrl_
3.8
なんか好き
テンポが良くてティモシーシャラメの顔が良くて
「淡々としてる」っていうのは結構みーの中で大事なのかも
ayaka
4.4
アート、学生運動、料理など一筋縄ではいかない個々のストーリーと絵の可愛さが良かった。
特に最後の料理のストーリーで、監禁された息子を奪い返す時の逃亡シーンのアニメは息を飲んだ。
この時はまだウェス・アンダーソンが苦手ってことに気づいてない。自分が未熟なんだと思ってた。
TomY
4.0

不自然な平面的な画と特徴的な色彩、可愛らしい小道具たち。
初めてのウェス・アンダーソンは『グランド・ブダペスト・ホテル』だったんだけど、成程これが作家性というヤツか。
雑誌紙面の視覚化という事で、や…

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pure
4.4
ウェスアンダーソンの映画はいつも奇妙な切なさを覚える
切ないけど笑える
誰も編集長について直接言及しないのに、大切だったんだと伝わってくる
3.7

本が映画になってる。すごい
演出も舞台装置の上で行われているみたいな感じがおもしろかった。白黒の画面からカラーに移り変わったり。
すごい料理を食前酒を飲むシーンで、色についてセリフで解説してるのに白…

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雑誌の記事という形にした短編オムニバス。なるほどなぁ。レア・セドゥ様の看守カッコいい。画のデザインがひとつひとつカラーバランスもかわいくて最高。
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まるで雑誌のページをめくっているような映画。ウェス・アンダーソンらしく、章立てをされた作品で、そしてそれが廃刊が決まった雑誌の各コーナーと見事にマッチして、この監督だからこそ、の作品に仕上がっている…

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Lou
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25.7.21

ウェス・アンダーソン、独特な間が面白かった。
架空の出版社の雑誌記事にある各物語をオムニバスに、っていう設定がもういいね。
Alex Lawtherが見れてよかった。

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