原題の"Sorry we missed you"が秀逸
この映画をただ「めっちゃ泣いた」で終わらせたくない。
あまりにも辛い… ケンローチはいつも低所得者層の現実を描いてるし、今作でも社会や政治に対…
敬愛するケン・ローチ監督。
相変わらず怒っていた。社会の不条理に。
弱者に向けられる優しいまなざしも健在だ。
かけがえのない家族と、
何の憂いもなく幸せに暮らしたい。
そんなたやすい願いも、
今の…
家族のために働いているはずが、家族とすれ違ってしまう。
所謂自己責任論は恵まれた人たちによる、既得権益を守るための空論だと分かる。
資本主義社会の行き過ぎた利益追求に対する疑問と怒りのこもったメッセ…
© Sixteen SWMY Limited, Why Not Productions, Les Films du Fleuve, British Broadcasting Corporation, France 2 Cinéma and The British Film Institute 2019