このラストは監督さんが、私達、特に若い人達に託したのだと思う。君はどうしたらいいと思う?…と。
この人達はごく普通の人々だし、彼らが生きていく上で、ぶつかる困難や取り巻く環境は私達とも繋がっている。…
イギリス・ニューカッスルに住む夫リッキーと妻アビー、息子セブと娘ライザの一家。
理不尽な過剰労働を強いられるリッキー。
アビーも時間外まで働いている。
誰も悪くないのだが家族の調和が取れなくなり…
辛すぎて胸が苦しくなった
個人-家族-社会という現代の核家族×資本主義によってそこら中で起き得る構造的な問題を、様々な時間・場所で行動し関係する人々をカメラが記録してそれをひと繋ぎの物語であるかの…
初ケン・ローチ、ぶっ刺さった……
とにかくリアリティ、リアリティで地に足つきまくってた。
こんなに誠実に労働者を描いてるのかと、、
一生懸命生きてるのに次から次へと試練が降りかかってきて、その中に…
傑作。
観賞後、こんなにも残酷でやるせないきもちになった映画は久しぶり。
自営業という理由で規定の倍近い時間を低賃金で働かされ、パワハラとカスハラの嵐で事件や事故にあったら補償どころか罰金という状態…
何かを強く主張するというより、「こういう現実がある」ということを静かに訴えかけるような作品。家族それぞれの姿を描きつつも、内面描写が抑えられているからか、登場人物それぞれに少しずつ共感しながらも同時…
>>続きを読む© Sixteen SWMY Limited, Why Not Productions, Les Films du Fleuve, British Broadcasting Corporation, France 2 Cinéma and The British Film Institute 2019