日本が製糸業界で世界に名を轟かせた背景には多大な犠牲があったのだと…
冒頭から八甲田山ばりの過酷撮影。滑落場面の顛末、古手川祐子のアレ等妙にアッサリした描写が印象に残る。
三上真一郎や中原早苗等同…
オープニングの雪中行軍、圧巻の引きのショット。あの画だけで、女工たちの悲惨さが雄弁に物語る。批判精神が持ち味の山本薩夫、資本家への刃の切れ味が今ひとつ。力作であるだけに惜しい。
友里千賀子って、当…
日本映画専門チャンネルにて。
冒頭の野麦峠越えとか、朝の女工たちのバタバタ加減とか、実にスペクタクル。
元が明治から大正にかけての製糸工場の女工たちの苦難のエピソード、それを上手くまとめていて飽きず…
明治の経済を底辺で支えた製糸工場女工の無慈悲な黒歴史。人権無視の過酷で劣悪な労働環境下、儚くも生命を散らした女工たちの無残な青春を描く。大竹しのぶの「ああ飛騨が見える…」の演技には心底震えた、汚れな…
>>続きを読むまず、オープニングクレジットの絵面がすごい。地域を挙げてこの作品を残そうとしたのがよくわかる。
今こんな作品を作ったら、それこそ反日映画と騒がれるだろうね。
これが今の日本映画と大きな違いなのではな…
凄絶で辛すぎた映画。
明治時代の製糸業界が日本経済を支えていたとは知りませんでした。
子供の頃に作業風景は見ていましたがこんなにスケールの凄い映画だったとは…。
パワハラ、セクハラに過重労働、実話と…
冒頭の雪の峠越えなど「八甲田山」かと思うような実写の迫力(「八甲田山」の撮影など今許されますかねえ)。
舞踏会の華族たちのダンスと女工たちの峠を越える脚が対比的にカットバックされるのだが、華族の衣…