ヒンディー・ミディアムの作品情報・感想・評価

ヒンディー・ミディアム2017年製作の映画)

Hindi Medium

上映日:2019年09月06日

製作国:

上映時間:132分

3.7

あらすじ

「ヒンディー・ミディアム」に投稿された感想・評価

KanKawai

KanKawaiの感想・評価

3.2
2017年インド映画。下町で結婚衣装店を営む夫は娘の将来の為に私立校受験を妻と共に目指す。インドの私立、公立学校事情などをコミカルに描いたお受験もの作品。
先日亡くなったイルファン・カーン出演のお受験コメディ

知的な出で立ちでコミカルな演技の出来る紳士ですよね☆
もっと沢山作品観たかった。
R.I.P.

作品としては、ちょいちょい笑えるけれど、いまいちノレず…
お受験させてる親とかシステムが好きじゃないからかも(笑)

相変わらず女性はクソ美人でした♪



ファッション・スタジオ社長ラージ・バトラ(イルファン・カーン)。
妻ミータ、娘ピアと共に幸せに暮らしている。

妻は娘に苦労させたくなくて、私立の小学校を受験させる!と決定。
出来ることは何でもやろうと、引っ越ししたり塾に入れたりする。

が、対策を始めたのが遅かったことや、商売人の家庭は好まれないことで落ちまくった。

そこで今度は低所得者枠を狙う為、貧民街へと引っ越すのだが……



お受験お受験な妻が、貧民街で逞しくなっていくのは笑えた!
格好良い!多分迷惑だけど(笑)

通う学校でママ友グループも変わったり、親の出身校まで問題にされて、英語で話さなくてはならなくて、あぁ…本当にくだらない。

そこら辺を鼻で笑い飛ばしてくれる爽快作かと思っていたのですが、金持ちは金持ちのまま貧乏人は貧乏人のまま、ラストもあまり変化が無かったのが惜しかったです。

ムカつく校長も、もう少しギャフン!と言わせて欲しかった!!

オチも素敵だけど、ちょっと美談過ぎかなぁ~

親がジタバタしているのに、子供は常に楽しそうに遊びや友達を見つけていたのは良かった♪

親の心、子知らず
子の心、親知らず
ですね(笑)
あや

あやの感想・評価

3.8
やはり、当たり前ですが…
インドにもあるんですね、お受験問題。
そして、学校で決まってしまう将来。

だけど人間としての大切なことは
必ずしもいい学校で学べるわけではなくて
下町での生活で描かれていた
助け合い精神…
自分が恵まれなくても他人の幸を喜ぶ精神…
他人を出し抜いてまでとは考えない精神…
当たり前のことだけど、
恵まれて欲が深くなると、自分がよければになってしまい、大切なこと忘れるんだなぁと
そんな人間の習性が醜く、
悲しくなったりしてしまった。

なので最後、その良心に嘘をつけなくなった主人公、それを理解できた奥様、よかった!!
インドの「お受験」事情を題材にした作品。インドの行き過ぎた学歴社会は「きっと、うまくいく」で、英語が話せない人が差別されるのは「マダム・イン・ニューヨーク」で、保護者の度を越した熱意は「ダンガル きっと、つよくなる」で、各々描かれていたが、本作はそれをミックスした感じと言って良い。

歌やダンスもあって、この題材にしては華やかな演出になっているものの、合格者の定員数や学校への寄付金等、大人の事情的な話題に終始しがちで、インド映画らしい突き抜けた感じに乏しいのが残念。子供の奇想天外な発想が教育者の心を変えていく、ぐらいの展開が欲しかった。

最初に挙げた3作品を観た事が無い人であれば、目新しい作品として楽しめるかも。
急速に経済成長している大国インドの「お受験」映画。

公立学校に行ったのでは未来はない。将来の可能性を与えてあげようと、一流私立小学校に我が娘を入学させるために、あの手この手の涙ぐましい努力をした(違法なことまで)夫婦、バトラとミータの物語。

始まりは夫婦の馴れ初めから。ここはボリウッドらしい音楽がとてもいい雰囲気。そしていきなり15年後、同じカップルとは思えないほど顔が変わる。(ここでちょっと私は混乱、俳優を替える必要あるのかな?) 

一人娘の教育に異常に熱心になるのはだいたい夫人の方、夫はどっちかというと言いなり。ビジネスで成功した裕福な家庭だけに、娘のために一流校の校区へと引越し。下町の家を離れてハイソな家族が集まる地区での暮らしが始まる。ヒンディー語をやめて英語を使う思いきり背伸びした生活・・・

一流校への入学試験(面接)のため、娘でなく、むしろ親(特に意識の低い父親)の教育。

でも、残念ながら試験は不合格・・・

コネと賄賂も考えるがそれは逆効果と諦めて、低所得者向けの合格枠があることを知り、そこに望みを託して偽りの貧困生活をすべく再び引越し・・・
          *
     *** *** ***
教育格差の矛盾に対する痛烈批判、それに踊らされる親、そういったものを笑い飛ばすコメディでした。おかしいとわかっていても子を思う気持ちが強ければそうならざるを得ない泥沼・・・。
          *
素直に笑えない部分もありますね。インドも資本主義の帰結、行き過ぎた競争社会に否応なく突入しているのですね。「勝ち組」「負け組」という嫌な言葉・・・
          *
笑い飛ばすのはいいけれど、教育システムの矛盾をどうしたらよいのかという大きな問題に対しては実は何も答えてくれてない。低所得層の飾らない正直な暮らしの方が良いというメッセージにすり替わっているようにも感じました。
          *
教育格差の言葉で思い出すのは、「マイケルムーアの世界侵略のススメ」で紹介されたフィンランドの教育制度のすばらしさ。わたし的にはここをもっと深く知りたいと思う。
インドのお受験事情が真っ向から語られる。どこの国もおんなじで、入る前から勝負は始まって終わってる、と言っても親にとっては過言ではないかもしれない。

そう、この映画、子供の想いが出てこない。
そんなところもリアルといえばリアル。
子供が頑張ってる横で親は、好き勝手に悩んで考えてこれが良いはずと決め込んでしまう。それが普通で、それが普通なことが異常で、異常だと気付くことはだめなことみたいな風潮。そんな思い込みもまた勝手な話で、子供の言葉を置いてけぼりにしてはいけない。学ぶのは彼らで通うのは彼ら。
gizmori

gizmoriの感想・評価

4.0
笑いあり🤣涙あり😭ハラハラドキドキもあり😖の映画でした。超面白かった!
インドのお受験を通して、富裕層と貧困層の間に存在する金銭、教育・差別などをコメディタッチに描いている。
やり手だが学がない主人公と、学もあり美人な奥さんの関係が、バランスが取れていてとても良かった。
ヒンディーのお受験戦争

学歴社会のインド、出身校で娘の将来が決まってしまうと焦った成金夫婦
2人とも子どもには苦労してほしくないと名門校に出願するがどこも落ちてしまう
どうしても入学させたい2人は貧困層が対象の応募枠に応募することに…
厳しい調査のため、家族3人で貧乏家族になりすごすことにするがそこで本当に大切なことはなにかを学ぶことになる

安定のクオリティ、マダムインニューヨークでは奥さんが輝いていたけど、これは旦那さんが輝いていた

最後の演説は本当に素晴らしかった

パッドマンの演説もまた聞きたくなったな
めちゃくちゃのめり込んだ感じじゃなかったんだけど、あっという間に終わった😳から、面白いんだな笑
テンポよく観られます。

最後のイルファン・カーンは良かったです。お受験ものなのに子供がフォーカスされないなぁ……と思ったんですが、ある種演出なのかな?どうなんだろう。親子の話ではなく親と親の話でした。

コメディだからどこまで本当かわからないけどお受験事情がいちいちビックリしました。カースト制度があるから良かれ悪かれ世の中に格差はあるものと考えて制度ができてるのかもしれない。

ただ、インドの割に音楽が単調で全体的に間延びして感じました。「マダムインニューヨーク」と似たような作りの映画なんですけど、そう考えるとそこが減点。でもイルファン・カーンは惜しいですね、本当に😭
>|