楽園の瑕(きず)の作品情報・感想・評価

「楽園の瑕(きず)」に投稿された感想・評価

なつめ

なつめの感想・評価

3.6
複雑で人間関係がわかりにくいところもあるけれど、時々考えさせられる台詞がある。
もう一度観たい。
映像はとても美しい。
mikoyan358

mikoyan358の感想・評価

3.5
ウォン・カーウァイ作品で残り少なかった未見作品。アクションを期待した客から総スカン食らったとか撮影難航中にやっつけで作った作品(大英雄)のほうがヒットしたとか散々な言われっぷり。確かに立ち回りは少ないしストーリーも行ったり来たりで掴みづらいしまさかの「ナレ死」もあったりするのだが(笑)、モノローグとその「間」で語る登場人物の心理というカーウァイ先生らしさはいつも以上に冴えていて、愛そしてその裏返しの憎しみが交差する大河劇として個人的に十分ありだったが...ギャラ総計いくら?と気になる豪華キャストの出入りも楽しい。
う~ん、これは“もののふ”の映画です

日本であれ、中国であれ、剣と女はワンセット
ウォン監督の独特の空気感をお楽しみ下さい
うーん、これって、時間軸を普通に過去から現在にもってくるようにしたら、
もっとわかりやすくてよかったんじゃないかな。
無理に行ったり来たりしすぎて、誰がだれかわからんし、
いつのことかもちょっと混乱。
まあ、つまらんわけじゃないし、最後までついていけたので良し。
boliwa

boliwaの感想・評価

-
成熟的代价是失去。

“ 从小我就懂得保护自己,我知道要想不被人拒绝,最好的办法就是先拒绝别人。”

“虽然我很喜欢她,但始终没有告诉她,因为我知道得不到的东西永远是最好的。”
我后悔了。
ryose

ryoseの感想・評価

4.0
どういう意図を持ってカットとカット、シーンとシーンを繋いでいるのか理解できず……。それでも飽きないのは画の独自性。長玉が心地好い。洪七のアクションシーンは十指に入る見応えと格好良さ。
武侠の世界が舞台なのに、アクションてなく、心と向き合う物語。

愛というものの多面性を武侠という仮面で覆ったような人々が次々と登場する。

武勲や名声と違う、勝ち負けで測れない愛という領域。
手に入らないからこそ、求め続けてキズをつくる。

だから、傷でなく、瑕なんだなぁ…と。

美しい映像と台詞は監督のオハコ。
それを堪能する作品でした。

このレビューはネタバレを含みます


湖でのブリジット・リンの剣術シーンや馬賊が攻めてくるショットなどで盛り上がるかと思いきや、、、
モノローグでしか語られない物語、映画を駆動させる以外の映像美は恐ろしく退屈。アクションもスローモーションとコマ落としばかりで躍動せず。どうでもいいインサートカットが入るたび興醒め。
ストーリーテラーでないウォン・カーウァイの語り口と目先のスタイリッシュな映像ばかり切り取るクリストファー・ドイルには武侠映画は無理。活劇要素ゼロなので、武侠映画ではない、と言ってしまえばそれまでだが、恋愛映画でもつまんないだなこれが。
映像と景色が美しい。

内容は予備知識ないと置いてかれます。私は途中からWikipediaを見ながら鑑賞(笑)

武侠映画のようですが、アクションシーンはほぼ無くて、男に翻弄されて二重人格になった女、彼女を兄に取られた弟など、恋愛で傷を負った男と女がたくさん出てきます。

恋の惑星でも思ったのですが、王家衛の映画はモノローグ?がとても多くて、心に残る台詞が多いです。

「何かを忘れようとすればするほど、心に残るものだ。」
こんな台詞が結構出てきます。

んー、まだ私の知識不足のせいであまり楽しめなかったなぁ…いつかリベンジしよう。
武侠小説を代表とする金庸が書いた射鵰英雄傳を題材にした剣戟アクション。小説に登場する老人たちの若き日の恋愛をそれぞれの視点から描いている作品。

本作はウォン・カーウァイ特有のフォトジェニー的な風景を捕らえ、自然の初々しさを一段と際立たせる映像美には圧巻の一言。内容は武侠モノなのでアクションを期待する方も多いのではなかろうか?しかし本作でのアクションは映像にこだわり過ぎた結果、アクションシーンの激しさはなく、さらに戦うシーンは殆どありません。
もちろん興行的に失敗した原因の1つはそこにありますが、逆にウォン・カーウァイらしい作品になったかなと結果的に思いました。
というのも一貫して映像にこだわり抜く姿勢に惚れ惚れしてしまい内容を細部まで理解しきれていない自分もいながらウォン・カーウァイのセンスというものに終始惹かれていました。

次々と出てくる登場人物に混乱しながらも男と女の間にある〝すれ違いの愛〟をテーマに登場人物の心の傷を確かめます。人間だからこそ生まれる感情の表現とウォン・カーウァイの独特な雰囲気がマッチしていて本作に深みが出ていました。

レスリーチャン、トニーレオン、ブリジットリン、マギーチャン、ジャッキーチュンなどのいつものウォン・カーウァイメンバーが集結し本作の層の厚さを実感します。


不器用な愛が行き着く先には………。
>|