富野由悠季がGレコのインタビューでアランレネにリスペクトを…って言ってて何見たのかと思ったら『風にそよぐ草』とか言っててビックリして鑑賞。
猛烈にすべてが速く、すべてが繋がらない。そして不思議な楽観…
穏やかに狂っている中高年のラブコメ。マリエンバードだとグリエの名もあり、構えて観ることができるが、こちらは野に咲く花のアルカロイドといった感じ。原題もそんなニュアンスだし。
誰がまともかわからない…
このレビューはネタバレを含みます
「待つ」「呼び出される」とは他者との距離感を上手く掴めない人間に取って苦痛であり、ジョルジュは「待つ」という耐え難い時間を妄想で埋め尽くす。妄想といっても“こうなればいいな”といった非現実的なことで…
>>続きを読むこれは面白い。カラフルな照明とコケティッシュな美術を裏切る変な映画。フラッシュバックや回想、いきなり長回しと情緒不安定なショットの積み重ねに、シュールでまた情緒不安定な役者の演技、可愛い変な演出。基…
>>続きを読むわあああああああ
まさかのオチーー!
ラストで目が点になってしまった。
大人の超絶ぶっ飛んだ恋愛ストーリーだなー。フランス映画ならではだなー。。
って観てたら、あのラスト……!!!
あのラストの…
はっと心囚われる瞬間!もう若くない独身女性、孫までいる初老の男性とのほんのさりげない出逢い、恋、戸惑い、妄執、繊細で不器用に揺らめく心理の描写が、自然の景色とも一体になりエリック・ゴーティエの撮影が…
>>続きを読む普通に終わらない映画だな、と。
きっとこれは熟年男女の妄想の世界なんでしょう。
人の気持ちはフラフラと揺れ動くという意味からこのタイトルなのかな。
最後の「猫になったら猫のエサが食べられるの?…
アラン・レネ。冷めたロマコメ。飛行機を愛するヒロインだが、終盤に操縦を披露するまでは風の表現が"風にそよぐ草"のインサートに集約されている。色が面白い映画。車や飛行機の車内は合成だが合成された景色の…
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