内気な女 と 遠慮がちな男
そんなふたりが落ちる恋ほど、焦ったくて歯がゆいものはなく、でも、そんなふたりだけの恋が、ふたりらしい恋として、描かれている。
こんな映画を作ってしまえるセンスのあま…
かなり良かった。静な主演二人、動の祖母。このバランスがまた良き。婚約者のフリをして欲しいから始まるのだけど、ドタバタ劇ではなく粛々と進む。インドの格差の壁の分厚さしっかりあり。彼女、村の生活に憧れて…
>>続きを読む賑やかな街並み、心配症の祖母、おしゃべり好きな同居人達。それと対象で口数の少ない二人がゆったりとした時間を作っています。
抑揚もなくドラマチックでも無いごく普段の日常が続く中で外からの光が差し込んで…
『めぐり逢わせのお弁当』(監督が同じ)同様に何気なく描かれるインドの生活風景や食べ物がとても良い。
毎月末に決まって食べる屋台のクルフィ、夜のお店で雨宿りをしながら飲むチャイ、思い出のつまったキャン…
彼はしがない観光客相手の記念写真屋だった。美しい娘を呼び止めてそして彼女に恋をした。一目惚れだった。娘は何気なく応じたものの家族から呼ばれて慌ててそこを離れた。彼は写真を渡し損ねた。あるとき彼は偶然…
>>続きを読む優しいタッチで優しく無い現実のこの上なく優しい心の重なり合いを描いている。
コーラ一本にこんなにも深みを与えられるのですか、あの光の優しさよ。
台詞の間合いとか、空白の時間とか、全体に流れる清らかな…
主演男優の笑顔のクセ。少し苦くてしぶい。
うまく言い表せないけどすごく良かった。
インド門で観光客をキャッチして記念写真を撮る仕事をするラフィは、会計士を目指す聡明で端整な大学生ミローニと出会う。…
身を固めろと圧力をかけられている男性ラフィと意思を尊重してくれない家族をもつ女学生ミローニが繰り広げる、周りへの緩やかな反抗。
映画の題名はPhotograph、また写真を重点的に描く演出は、写真…