ユンヒへの作品情報・感想・評価・動画配信

2020年、韓国のアカデミー賞ともいえる青龍映画賞で最優秀監督賞と脚本賞をW受賞した韓国人女性と日本人女性の秘められた恋を描くラブストーリー。

長い間音信不通だった初恋の相手からの手紙を受け取った…

• #劇場鑑賞2022-011
• #2022-韓
• #実はタイトルの“へ”を、日本語の平仮名ではなくカタカナだと思ってたのは内緒です（ユン・ヒヘって言う人名だと思ってた）
• #アイドルの息子はやはりひと味違う？

20年前に愛した人に再会するため、韓国から小樽へ向かったクィア女性…という設定だと、閉鎖的な社会の孤独な物語を想像してしまうけど、ちゃんと暖かくて優しい映画だった。
美しい雪景色の中で、静かながらも…

日韓をまたぐ中年女性のクィア映画。
この一文だけで現時点唯一無二であろう作品。
抑圧された2人を写し出すような静謐で、しかし温かさの残る時間だった。
多くを語らず、抑圧を受け入れざるを得なかった2人…

とても大切な時間が流れてる映画だった。

冬の映画館でレイトショーで観たかった。。

起きることは非常にシンプルなんだけど、そこに織り込まれた想いとか記憶とかが幾重にもなっていて、終盤の手紙に心がず…