アカマタの歌 海南小記序説/西表島・古見の作品情報・感想・評価

アカマタの歌 海南小記序説/西表島・古見1973年製作の映画)

製作国:

上映時間:84分

3.9

『アカマタの歌 海南小記序説/西表島・古見』に投稿された感想・評価

北村皆雄さんの特集上映があって、満たされた時を過ごすことができました。

ある局面ではずかずかと被写体の長心根に土足で踏み込むことを否としないドキュメンタリストが、一方で被写体の存在(アウラって言っ…

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na
3.7

沖縄返還がなされた近辺に撮影された作品ではあるが、島の信仰や存続のために公開を数十年延期したという話はとても興味深い。人類学ドキュメンタリーは、歴史として昇華されてからでないと受け入れられないと考え…

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沖縄・西表島・古見
日本とアメリカ、土着信仰と信仰宗教、炭鉱とモルヒネ、、、
元からいた人々、他から来た人々、出て行く人々、共生
お祭、伝統、秘儀、保守、退廃、無常、郷愁、、、
今となっては忘却され…

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マ
3.6

カメラを持った1番の部外者が島の中の元部外者を撮る。結局島に流れ着いた人々の経緯にあるのは戦時中/戦後日本の抱える醜悪な部分。

島の人間関係も 儀式も 多分この記録ひとつで簡単にバランスが崩れる、…

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田舎で集団に所属する/しないことの厳しさ、都市化の抗いがたさ、炭鉱のシステム、常々感じていたことが、物凄くはっきり映った記録映画だと思いました。

【隠すことと隠さないこと】98

秘祭アカマタは全力で隠すけど、創価学会との戦いはオープンなのね。映画はオールドスタイルのNHKスペシャルみたいな作りで、よくわからない感じに話がまとまって終わる。終…

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沖縄本土復帰の年、「アカマタ・クロマタ・シロマタ」を撮ろうと出向いたが「撮ったら殺す」と地元の若者たちに脅されて撮ることは叶わず、しかしでは地元の人々の個人史を聞くことで浮かび上がってくる「何か」は…

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沖縄西表島の村に伝わる「アカマタ」という祭り。
撮ったら「殺す」と言われるほど門外不出の祭り。
それは結局最後まで撮られることはなく謎は深まるばかり、だが撮られなくてよかったのだとも
charu
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2022年51本目
いまは観光地で有名な西表島が50年前はこんなにも閉鎖的な村社会だったのか。
おどろおどろしいBGMとナレーションの語り口が絶妙。また観たい。

西表島で伝わるアカマタのお祭りの撮影を断られ、それでもその祭りとは何かと、周辺のライフインタビューから祭りを浮き上がらせていくドキュメンタリー。
地元民vs移住民、沖縄との対立、お金がないと生きてい…

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