《 偶然か必然か、はたまた精霊の力か》
★90点
ポスターに書いてあるキャッチコピーは
“人間は、「偶然」には勝てない―"なんだけど、私は上の言葉が頭に浮かびました。
フランスで起こった、あるの…
5000km離れた距離感で行われる、人と人との出会いが織りなす静かな物語の断片がつながっていく…
いくつもの偶然が重なった結果連鎖を呼ぶサスペンス。
大変緻密で美しい伏線回収が楽しめる、非常によく考…
吹雪の夜、フランスの寒村でエヴリーヌが失踪。背景には、彼女とレズの関係にあるマリオン、寒村に暮らす農夫ジョゼフ、ジョゼフと不倫関係にあるアリス、彼女の夫ミシェル、コートジボワールの貧しい青年アルマン…
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あそこで、「えっー?」
次にあそこで、「えっ〜?」
最後にあそこで、「えっ〜⁇」
アレとこれが実は繋がってるという
「えっ〜」の連続だけど、
映画の中でも、
「偶然には勝てない。」
っ…
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玉ねぎみたいな脚本!一枚一枚芯に迫ってめくれて行くにつれ真実が見えてくるんだけど見せ方がまぁ〜〜おもしろい。結局一番痛手受けてないの空きが出たから愛人呼び寄せたじいさんなのもすっきりしないけどその終…
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あるフランスの冬の高原で一人の女性が失踪する事件が起きた。
様々な登場人物の目線からやがて事件の全貌が明らかになっていくのだが、それは途轍もない偶然と勘違いの連鎖から起きた事件だった。
邦題は『悪な…
次々と人物の視点を変え明らかになる事実。
巧みな偶然が絡み合うサスペンスはまるで長編小説を読んでいるようだった。
文句なしに素晴らしい脚本。
全員が利己的な獣のようだったし、邦題「悪なき殺人」より…
面白かったが、終盤に至るまでの各々の視点のすれ違いを楽しむ展開は、それに終始するにしては間延びを感じてしまった
アビジャンパートからのマジック・リアリズムに絡めた怒涛のテンポが良かっただけに、もう少…
©Jean-Claude Lother © 2019 Haut et Court – Razor Films Produktion – France 3 Cinema visa n° 150 076