東京国際映画祭のコンペ部門。
いや〜めちゃくちゃ気分がいい。大好きな映画だったんで。最近は海外映画(新作)への興味が薄れつつあるのだけど、あらすじみて惹かれて本作を選び取った自分の嗅覚を褒めてあげた…
不器用で真面目で頑なで
自分に嘘がつけなくて
はたから見ると不憫で窮屈な生き方に見える
クリスのした選択は叔父さんのためではなく自分のためだと思った
そんな生き方に驚いたとともに私はとてもとても…
映画の語りとしても、ドラマとしても、人間の洞察としてもよく出来た作品だった。壮大なテーマや舞台を用いたからといって、壮大な作品になるとは限らないように、小さなテーマや舞台を用いたからといって、小さな…
>>続きを読むかなり淡々と日常生活を描かれていて、最初の10分位は全くセリフもないので体調次第では爆睡しそうな作品でもある。
クリスの心の動きや叔父との関係も繊細に描かれている。何が幸せかは本人にしか分からない…
おじさんとの静かな生活を目で追っていくと、だんだんとクリスの切なさが伝わってくる。将来への可能性を否定することで『Coda コーダ あいのうた』と同じヤングケアラーの問題を提起しているが、問題の投げ…
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