このレビューはネタバレを含みます
学生のころ、夏に祖母を突然亡くした頃を思い出した。
当時、まだ若く祖母からの電話にそっけなく応えてしまったのを今でも悔やんでいる。
身近な人の死は初めてで、その時から家族も永遠ではないと意識できるよ…
日々、当たり前のように食卓を共に囲う人の存在が当たり前ではないこと。その事実がどんなに大切であっても、いつの間にやら繰り返すように意識しなくなってしまうその大切がここには在る。
ここに映し出される…
まさに夏の原風景をそのまま映したような映像の数々で個人的には文句の付け所がない素晴らしい作品でした。本作に関しては個人的に弟が隠れた主人公だと思っていて、夕陽が差し込むおじいちゃんの家で音楽に合わせ…
>>続きを読むエドワードヤンから不穏さを抜いて、小津さんに韓国のトラディショナルな雰囲気を足した味わいをまぶし、さらに現代韓国映画の叙情性で味付けした雰囲気の映像が、すごく好き。
家屋も光も、とても良い。
父…
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「あなたの家はどんな家族なの?」って付き合っている子に質問してたシーンは切なかった。これは家族の問題を繊細に感じ取って、道徳に背かずに綺麗に解決できればいいけど、現実は簡単に事由が運ばず苦しくて出て…
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祖父と祖父の家とオクジャが本作の主役って思えるほど、それぞれの存在感があったと思う。
監督が建物を気に入って作られた映画って清原監督の"わたしたちの家"を思い出した。映画が半地下の家から出発した所か…
😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭
誕生日に観て、自分が歳を重ねること、それと同時に親も歳を重ねること、親も誰かの子であること、いつかの夏休みみたいなあの時間には戻れないし、未来で今この時間をもう一度過ごすこ…
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湿った夏休みの思い出
弟の明るさがこの映画を少し明るくしてくれてた。
出てくるご飯は全部美味しそうでスルメイカ食べたくなった。
お姉ちゃんがプレゼントした麦わら帽子をおじいちゃんがずっと被ってくれ…
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