Love is so short,
forgetting is so long...
過ぎ去りし夏
或る日の 入道雲の消えた青空
何もかかってない物干竿
主が消えて 広々とした…
ユン・ダンビ監督。長編デビュー作だそう。画面を見ているうちに字幕を読み逃す場面多数。名作へのオマージュですよ、といった目配せや説教臭さは皆無ながら、映画の美味しいところを並べられて胸がいっぱい。その…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
好き。
子供の頃、祖父母の家に泊まった帰りの車の中で寂しい気持ちなったことを思い出した。
祖父が歌謡曲を聴いているのを見て"しまった"オクジュが引き返して階段で聴くシーン他、どのシーンも刺さりまくっ…
夏休み、おじいちゃんの家に居候する事になった姉弟と離婚した父と離婚しそうなその妹
老いた父とその子供達、またその子供達の関係性と二組のきょうだいの関係、思春期の少女の目を通して繊細に描かれる時間と…
夏休み、おじいちゃんおばあちゃんの家に遊びに行く時の非日常感からくるワクワクと、どこか居心地の悪いよそよそしさ。韓国映画の中に自分の感じた夏の景色が映っているのが面白かった。
大人たちの悩みは尽きな…
劇伴なく淡々と描かれるとある家族の夏時間。
出来事自体は違ってもまるで自分の記憶から掘り起こされたんじゃないかと感じてしまうような普遍性とノスタルジーを持った会話やエピソードが巧い。
主要キャストら…
ひとりの少女の思春期における心の変化が丁寧に描かれていた。静かな雰囲気ながらエモーショナルな空気を帯びていて、彼女の表情や態度から、心の機微や内面の心情がはっきりと窺えた気がした。家族という身近な存…
>>続きを読む良い映画すぎた
一つ一つの日常のシーンが丁寧で微笑ましい。
家族それぞれの心の描写を言葉じゃなくて、表情とか仕草、日常の切り取りで表してるのが個人的にすごいしみた。
1人の人生の終わりをその人が生き…
■知らないはずの「あの時間」が懐かしい
描かれているのは知らない場所の知らない家族の話、しかしどこか懐かしいのは、同じ感情を覚えているから。
良く知らない場所で、少し落ち着かないなか放っておかれる時…
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