春江水暖~しゅんこうすいだんのネタバレレビュー・内容・結末

『春江水暖~しゅんこうすいだん』に投稿されたネタバレ・内容・結末

<記録>
ストーリーなんかどうでもよくて、ひたすら富春江の景色を観る映画。
「一の巻」だったけど、続きがあるの?
最後の巻一完に衝撃。え、続くん?
所得1000万円超える人が1500万人って聞いてたけど、厳しい生活の人もそりゃいるよな、と思った映画でした。

ともあれ、富春江の景色がとても綺麗だった。

 『フラワーズ・オブ・シャンハイ』を想起させる蝋燭の光と停電を用いた光と影の配置が巧みな最初の場面からヤバくて、その後の男女を捉えた二つの長回し(片方は10分以上)ですっかりのめり込んだ。最初の家族…

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杭州市富陽区の富春江沿いの街の、まあさほど珍しくもない四兄弟の各家族と、そのゴッドマザーを巡る日常を切り取ったような映画。
珍しくもない一族だけに大事件が起きるでもなく、そりゃ庶民の日々の暮らしの中…

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家族と富陽の俯瞰。
人間の面倒くさい部分を見せられているはずなのに、人も街も建造物も自然も本当に美しいと思いました。

河のシーンが多い。生活に溶け込んでる感じ。

山水画をモチーフに横へスクロールする長回しのカメラワーク、山と河と現代的な建造物を山水画に擬えてトリミングする画が今も昔も変わらぬ、人々の営みを強調していてとても良かった。

中でも河沿いのグーシー…

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2021年7月 新文芸坐で

・三代が繋がって暮らす大家族の話。記憶があいまいになっていくおばあちゃんを中心に、変わらない風景が変わって行く様を描く感じは『百年の孤独』だった。ただ背景に流れる大きな…

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パンフのネタバレですが、俳優さんはほとんど監督のお知り合いらしいです。
長くて途中眠くなってしまったけど、とにかく景色が美しく、日本人なのにノスタルジーさえ感じて、DNAからの懐かしさを感じた。

おばあちゃんと孫は綺麗に普通語で話すけど、息子達は方言しか話さないのが違和感あった。

中国の無理矢理な経済発展による物価上昇や、家や車を買わないと結婚できない、親が過度に子どもに干渉する等の中国の…

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浙江省富陽区、杭州市内から車で40分。
風光明美で知られる富春江が市内を流れ、紀元前221年、秦の始皇帝が富春県を設置した。黄公望(1269~1354年、元代の画家・書道家)がこの地を描いた『富春山…

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