DV訴訟を通し、フィリピン裁判制度へ疑義を呈する意欲作。傷だらけの母娘を誰もが目前にしながら、誰かの意志でなくシステムの不備から暴力夫へ有利な状況が作られる様に呆然。メンドーサ作品と言われて観たらそ…
>>続きを読む「ローサは密告された」のブリランテ・メンドーサがプロデュース。
夫の暴力に耐えかねた妻が起こした訴えに、果たしてこの国は真っ当なお裁きをくだすことができるのか。
泥酔した夫にあやうく殴り殺されそ…
今年のヴェネチアのオリゾンティ部門の次席作品つう事で期待してたんだけど…
因みに同部門では東京国際映画祭コンペ「ジャスト6.5」「アトランティス」←受賞 フィルメックスコンペ「気球」なんかも選出され…
裁判ものにはどんでん返しが絶対必要な面白さの要素だと思っていますが、本作は禁じ手ともいえる大どんでん返しがあります。
そこが評価の分かれ目にもなりそうですが、裁判ものでは観たことのない禁じ手の展開、…
フィルメックス にて鑑賞。
面白かった!
最初はドキュメンタリーかと思う程のリアリズム。
裁判の時、皆が額に十字架を描いていたのは何なのだろうと不思議に思った。
インド映画の「裁き」にも似た感じがし…
東京フィルメックス
夫の暴力に耐えかねた女性が夫を刑事告訴する話。
カメラは雑に動いているように見えて、要所要所で重要なものをしっかりと抑えており、綿密に計算されているものと思われる。
家族写真の…
[事件から裁判までの一部始終] 70点
私の記憶が正しければ釜山映画祭でも上映していた気がする本作品。作品としてはDV夫を告発する過程を最初から最後まで描いた作品で、直近で観た『ジャスト6.5』に…
DVを巡るなんやかんやがいつの間に煩雑なのに杜撰という法的手続きを通して社会構造のままならなさを浮き彫りにさせる社会派。臨場感ある以外での手ぶれは苦手だけど、その事件の日のシーケンスで屋外の風景がそ…
>>続きを読む27歳のレイムンド・リバイ・グティエレ監督長編第一作。
米アカデミー賞国際映画賞(旧外国語映画賞)フィリピン代表。
企画についてプロデューサーのブリランテ・メンドーサ監督に話した時に、
DVを扱った…