聖なる犯罪者の作品情報・感想・評価・動画配信

少年院を出所した男が、身分を偽り田舎町で司祭になろうとする話。

事実に基づくと出てくるけど、特定の事件ではなく複数の事件を組み合わせてるらしい。

｢小さな独裁者｣みたいな感じかと思ったら違ってて…

• #てるる2021劇場
• #11本目

ジョルジュ・バタイユ（1897 - 1962年）の描いた「聖と俗」の力強さと言うと、言い過ぎになることは承知しながら、またそのベクトルは異なるものの、そのように言ってみたくなる魅力に溢れた作品だった…

バルトシュ・ビィエレニアの素朴さから凶悪さまで幅の広い表情に終始引き込まれます。一貫とした善悪の表裏一体な描写に、他人を推し量ることが時に傲慢とすら感じました。
協会のシーンをラストへ持ってかなかっ…

聖職者の職業に惹かれる主人公がよかった。
犯罪者って神父さんになれないんですね…。
少年院を出る前は絶対清らかに過ごすって言ってたのに仮出所してすぐに飲酒してドラッグもやって女性と性行為をしたのにワ…