社会から逸れた男に希望はあるのか。
実在した殺人犯・田村義明を題材とした著書の「身分帳」を映画化した本作。
人生の大半を獄中で過ごしたヤクザ者の殺人犯が刑期を終えて、社会に復帰するまでの過程を主に…
役所広司さんが演じる男は4歳から養護施設で生活し、少年院や暴力団事務所、出所したばかりの刑務所も含め、転々としていた。それでも生まれた福岡の言葉で話すことや、目つきが鋭いのはそれまでの生活がそうさせ…
>>続きを読む小説は既読。
そうしたら映画もあるではありませんかならばと鑑賞。
方言に全然違和感ねぇ〜すげぇ〜と思ってたら役所広司さんは長崎が生まれなのねぇ
今まで観た役所さんの中で一番凄かったかも。ベテランの…
役所広司、表情だけで悲哀とか怒り表現出来るの凄すぎる
特に九州の方の方言やってる時好きだ(孤狼の血とか)
最近免許取ったから、免許とる大変さに共感した
特にこういう生い立ちだと知能的にも成長が遅れて…
前日に『Perfect Days』を観ていたせいか、まるでそのアナザーストーリーを覗いているような錯覚に陥った。二つの作品の世界観が、不思議なほど重なり合って見えた。
けれど「すばらしき世界」とい…
サッカー中にうずくまって泣くシーンが1番主人公の心情を表してると思った あの頃の自分がずっといるんだろうな
間違った正しさを教えられたけど、その間違いの中でまっすぐ生きたと思う
でも、ラストで環境が…
人生の半分以上を刑務所で過ごした前科十犯の男が、出所後、今度こそはカタギだと誓い真面目に生きようとするストーリー。
主人公の三上は、根は真っすぐな正義感のある男として描かれているが、若いうちは出所…
見て見ぬふりをしてる人と、自分の正義に素直な短絡的な人。
折り合いをつけないとやっていけない社会だけど、折り合いをつけすぎても幸せなのかはわからない。
やり直しがきく世の中だと良いとは思うけど、自分…
©佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会