なんとも形容し難い気分になる話。
結局人が道を踏み外してしまうか踏みとどまるかは、人との健全で温かみのある繋がりがあるかどうかで決まるのだろう。
というか、人として扱ってもらえる場所に人は自然と流…
なんていい映画なんだ‥‥
しばらく映画を見れていなかったけど見てよかったなぁ
三上の就職が決まった時、みんなでお祝いするとき本当に嬉しかった
わたしも一緒にお祝いしてあげたいよ!って
素晴らしき…
現代社会で真っ直ぐに生きるということはどれほど困難なことか。大なり小なり人は「仕方がないことだ」と自分に言い聞かせながら生きていくしかない。自分の意思を押し通したくば死を選ぶしかないという意味を含ん…
>>続きを読む反社会でしか生きたことがない人間が、犯罪を犯して出所した人間が、そのまま映されていた。言動行動態度全てがそうだった。不器用で優しい人間性を持っているのに、まだそれを活かせた場所がなくて、活かしてく…
>>続きを読む更生の物語。
終盤のいじめられてる人を見過ごすあたりが、リアリティあってグッとくるものがある。あぁいう場面ってよくあるよね。なんとも言えないやりきれなさ。なにが正しいのかわからなくなるなぁ。
序…
役所広司の演技のおかげで、冒頭からしっかり物語に入り込ませてくれた。
昔気質で真っ直ぐすぎるほど真っ直ぐ、でも与えられなかった無償の愛だけが彼を歪な道へ運んでしまった。
出所してからもそんなに世…
途中見るのがしんどい部分もあった。
介護施設の同僚から別の同僚に対する態度に怒りを感じた。しかし、それにいたる経過や、利用者さんに対しては丁寧な姿勢、その後の同僚や犯罪者、知的障害者を茶化したりバ…
記録用
自分の正義をたった一度でも曲げてしまったから三上は死んでしまった。
世で生きるには純粋過ぎた。
現実世界でこんな人物にあったら自分もきっと邪険にしてしまうだろう。
でも、その奥にあるものに気…
©佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会