舞台がベースになっているから、場面転換はなし。登場人物は最大で4人。会話劇と思って観れば理解し易いのでは?
いつも日付が変わる前には帰宅していた18歳の息子が帰ってこない、と警察署の待合室で取り乱…
『人種とは人種主義の子であり親ではない』
というテロップで始まる。
わかるようなわからんようなだけど観終わって噛み締めるとなるほどなーの名言。
息子(未成年ではない)が
夜遅くなっても帰宅してない…
この映画は白人と黒人のハーフ。
根深くてセンシティブな人種問題。
個人の努力や人格とは無関係に、社会の中や制度の中に残り続ける現実。
白人から黒人への、
黒人から白人への、
意識的だったり、無意識に…
重すぎる作品です。
アメリカでの社会問題。
もう人種問題は埋まらないと思います。
白色人種と黒色人種のハーフは、
どちらからも疎まれ、
アジアンヘイトも生まれ…。
どう子供を育てれば、教育すれば…