モードは完全に孤独で問題を抱えていて、神という慈悲深い、目には見えない存在に縋るしかなかった。信仰の崇高さと危うさを忖度無しで描いていてすごい作品やった。
モードの妄想(異常)(狂気)世界で救いE…
ラスト1秒、たった1秒がとてつもなく恐ろしい。
そのたった1秒間のためにそれまでの物語がある。とまで言いたくなる。
これはちょっとあまりにも衝撃的だったので劇場で見直したい!
リバイバル上映待ちたい…
看護師のモードは独り離れた豪邸に暮らすアマンダの元で住み込みの看護をすることになる。
互いに惹かれ合い、信頼関係を深めていく両者だったが、信心深くモードは次第に神の意志により自分が遣わされたのだと錯…
モードは末期悪性リンパ腫患者宅に住込で働く看護師。敬虔なカトリック信者である彼女はその過剰信仰心から患者の交友関係に深入りして関係が破綻する。それでも神の声を聞いた彼女を誰も止めることは出来なかった…
>>続きを読む人間の狂気怖すぎ。
ここまで狂気になってしまったのは、生きる意味を見つけられなかったのからなのだろうか。でもモードにとって、神がいるという信仰心こそが生きる意味になっていたのだろうか。
段々とモ…
あの主役の女優さん演技が上手いのか本当に病んだ人を使ったのか分からないくらい良かった。
この人は宗教に逃げてるけど結構多いと思うこういうタイプの人。
自分の弱さを認めず全部他人のせいにしてる。
結…
不思議な映画でもあり、気味悪い映画でもある。
主人公に見えてる世界なのか、現実なのか見ていて分からなくなってくる。
いきすぎた信仰心は自身も他者も破壊してしまう、というメッセージがあるように感じたが…
医療職で責任感に押し潰されて病んでしまった描写は共感できてとてもリアルだった。
「私に真の使命を教えてください」という冒頭のセリフにも、神を信じているからというよりは、自分の存在意義を自分で見出せ…
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