デミル監督のモノクロ期最後の史劇大作。脚本に「知られぬ人」(1927)「見世物」(1927)のウォルデマー・ヤング。
12世紀、仏・英・伊の3人の国王が連帯し、キリスト教聖地回復のためイスラム教国…
キリスト教とイスラム教両方の聖地エルサレムが、イスラム王朝アイユーブ朝のサラディンの征服下にあり、キリスト教圏の英仏独露等ヨーロッパの王が軍を出し十字軍として奪還に向かった第3回目の話。英国王のリチ…
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なかなかの感動作でござった。
エルサレム奪還を目指す十字軍とサラセンの王サラディンとの戦いを舞台に、英国王リチャードとナバラ王サンチョの娘ベレンガリアのロマンチックな恋物語。
十字軍の勝利と国の存続…
C・B・デミル監督『十字軍』(35)。仏王フィリップに妹との結婚を迫られた英王リチャード獅子心は、何とその婚約を破棄する為だけに十字軍に参加する。しかし道中、今度はナヴァラ王から娘との結婚を求められ…
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