十字軍の作品情報・感想・評価

「十字軍」に投稿された感想・評価

KAYU

KAYUの感想・評価

5.0
キリスト教とイスラム教両方の聖地エルサレムが、イスラム王朝アイユーブ朝のサラディンの征服下にあり、キリスト教圏の英仏独露等ヨーロッパの王が軍を出し十字軍として奪還に向かった第3回目の話。英国王のリチャードが主人公で、その粗暴さから獅子王と呼ばれ、他国王が帰還する中最後までエルサレムで戦った君主。
道中で、軍の食糧と引き換えにナバラ王国の王女と婚姻、双方気性が合わなかったが、それぞれの信念と人格に惹かれるようになる。戦闘シーンが迫力ある一方で、それぞれの宗教観と文化が尊重されるシーンが印象的で、現代の問題に通ずる部分がある。

このレビューはネタバレを含みます

なかなかの感動作でござった。
エルサレム奪還を目指す十字軍とサラセンの王サラディンとの戦いを舞台に、英国王リチャードとナバラ王サンチョの娘ベレンガリアのロマンチックな恋物語。
十字軍の勝利と国の存続 or 二人の愛。
世界中を敵に回してでも 愛 を選ぶのか?!
♪最後に愛は勝つ♪となるのか?!

1187年。神聖な都市エルサレムは、イスラム教徒サラディンの手に陥落し、キリスト教徒は迫害の渦に巻き込まれていた。
で、キリスト教国が我も我もと立ち上がる。
エルサレムを奪還せよ!
キリストの十字架を我々の元に!

戦闘シーンの迫力に圧倒された。
真っ直ぐに広がる地平線を背景に、騎乗し剣をかざして交差し激突する面々。
矢が飛び交い、大掛かりな武器がエルサレムの城壁を打ち壊す。
あんなのよく撮れたなと感心した。

十字軍の戦いの最中に、弟に王位を奪われ、腹心の部下に裏切られ、命を狙われながらも愛するベレンガリアを取り戻すためにサラディンの元を訪れるリチャード。
苦渋の決断を強いられるが[和平]となる。

改心して悔い改めたリチャードの祈りを神は豊かに祝福したね。ホッとしたよ。

ベレンガリアを演じたロレッタ・ヤングの魅力が画面から溢れだす勢いで迫ってくる。
美しく妖艶でありながら、毅然とした強さと深い愛情を併せ持つベレンガリアを体現している稀有な女優さん。素晴らしい👏

ズル賢いコンラッドの最期は自業自得。
どんな組織にもコンラッドみたいなクズはいるよなぁ~と思いながら観た。

※ハレルヤ👉「ヤハ(神のみ名)を賛美せよ」という意味。
にく

にくの感想・評価

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C・B・デミル監督『十字軍』(35)。仏王フィリップに妹との結婚を迫られた英王リチャード獅子心は、何とその婚約を破棄する為だけに十字軍に参加する。しかし道中、今度はナヴァラ王から娘との結婚を求められて…。往生際の悪い不信心王は宿敵サラディンとの戦いの中で真の愛と信仰心に目覚める。
イシ

イシの感想・評価

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デミルの監督作だよって言われてからみるとデミルだな~って思う。「きまぐれ天使」が好きだから思うだけかもしれんけど、ロレッタ・ヤングは年重ねてくごとにベテランの感じと可愛い感じがあわさって魅力的になってく気がするなー。