十戒の作品情報・感想・評価・動画配信

「十戒」に投稿された感想・評価

凄まじい規模の映画。しかしこのテーマで映画を撮らんとすればそうそう妥協などできるものではなかったのだろう。というかよくも、あれだけの大人数をうまいこと画面に収めたなとも思う。
女たちの物語でもあった。それぞれの人間が神のシナリオに登場する駒としてより、ある程度の繊細さを備えた一人間として描き出されていた。
はじめ思っていたほどマッスルな映画ではなかった。もちろん正義は神および神意を行うモーゼにあるのだが。私はつい、ラメスに同情してしまった。ラメスとネフェルタリが格段に映画を良くしている。
taazan

taazanの感想・評価

3.6
海が割れるシーンは圧巻。CGとかなくても充分、見応えがあった。
チャールトン・ヘストンが主演なので、『ベンハー』の記憶と被ってしまう、
RYOHEI

RYOHEIの感想・評価

3.5
この作品は1956年に公開された旧約聖書の出エジプト記を原作としたスペクタル映画です。

監督は映画創世記に最も成功した監督の1人、セシル・B・デミル監督

主演は『ベン・ハー』『猿の惑星』のチャールトン・ヘストンです。

あらすじ簡単に言うと
エジプト王ファラオは救世主の誕生を恐れ、新しく生まれるヘブライ人の男児をすべて殺すよう命じます。難を逃れるためナイル川に流された赤ん坊は王女に拾われ、モーゼと名付けられました。モーゼはエジプト王子として立派に成長しますが、王の実子によって出自を暴かれ、砂漠へ追放されてしまいます。やがて神からの啓示を受けたモーゼは奴隷となったヘブライ人の解放を求めてエジプト王と対立する
というお話です。

感想一言で言うと壮大でした。

巨匠セシル・B・デミルの遺作となった本作。

自身の手によって1923年版以来のリメイクに挑みました。

その思い入れの深さによって自らローマへ赴き、ミケランジェロ造像のモーセ像を下調べしてキャスティングしたという経緯があります。

そんな強い思いを体現したのがハリウッド黄金期を支えたチャールトン・ヘストンです。

彼の高い演技力によってモーセという歴史的な人物を身近なヒーローに仕立て上げました。

数多くの理不尽な扱いにも屈しず、
頭角を表して最終的にはエジプトを出て十戒を授かる姿は胸を打つものがあります。

モーセの戦士的な面と哲学者の様な面を上手く体現したヘストンは流石だと思わざるを得ないでしょう。

本作と言えばやっぱり壮大な視覚効果も魅了でしょう。

最も有名な紅海が割れてその中をモーセなど出エジプトの民が海の中を進むシーンはCG無しでどうやって作ったのかと未だに驚いてしまいます。

スタジオのプールを両脇から流し込んだ映像を逆再生しただけなのですが、そのスケール感に圧倒されてしまいます。

豪華絢爛なハリウッドを象徴するかの様な衣装と舞台も相まって映画を見る意味を感じる事でしょう。

スペクタルが故にモーセの凄みを感じる本作を気になる方はチェックしてみて下さい。
一人旅

一人旅の感想・評価

5.0
セシル・B・デミル監督作。モーセの生涯を描いた大作ドラマ。モーセという人物に関しては今まで何となくしか知らなかったから勉強になった。あまりにも有名な“海がパカァ~”のシーンの特撮は素晴らしいの一言。シナイ山で神から十戒を授かるシーンも圧倒的迫力。もったいぶって一つずつ順番に戒律が石板に刻まれていくけど、見せ場だしそれはそれで良かった。意外だったのが十戒の内容。精神的心得なのかと思ったら『他人の所有物を盗んではならない』など明快で具体的な内容だったのが意外だった。鑑賞するならBlu-rayがオススメ。最近の映画だと勘違いしそうなほど綺麗な映像で楽しめる(特撮&CG以外)。
モーゼの勉強
1950年代にこの映像をどう作ったのかが気になる。思ったよりストーリーが面白いので220分意外と見れた
いつの時代でも欲とは人を堕落させ規律は社会を構築する
おざき

おざきの感想・評価

4.0
海割るシーンしか知らなかったですし、こういうのは難しそうに感じてたので何となく見始めましたが、思ったよりも分かりやすいストーリーで面白かったです。
神の力でここまで逃げてきたくせに元奴隷たち何回も心変わりしすぎだろ‪(◜ᴗ◝ )‬
元々奴隷だったなんて関係なしに結局は人間で、1回自由味わったら欲が止められないんすね…
旧約聖書全然知らんから見るのハードル高いかなと思ったらそんなことなかった
美術とか衣装が豪華絢爛、エキストラの数含めめちゃくちゃ手かかってる、すごい
出発の日とか壮大すぎて感動した

あとこれネタバレなんですけど、モーゼが祈ったら海が真っ二つに割れてビビりました

そして正義の反対は寛容・慈悲だということ
gakupapa

gakupapaの感想・評価

3.0
”モーゼの十戒=海が割れる話”の浅い知識からの脱却。
モーゼの物語を220分に渡りたっぷり楽しく学べる。
『天地創造』でも感じたが、旧約聖書に出てくる神々は案外優しくないな。
昼行灯

昼行灯の感想・評価

3.0
大仰で芝居がかった古典大作だが、一つ一つを映像と台詞で説明してくれるので、4時間近い長尺もそれほど感じさせない。

旧約聖書にあれこれ言っても仕方がないが、神のお墨付きを得たモーセは厄介この上ない。何を言っても聞く耳持たず、全然話が通じない。悪役のラムセス2世が可哀想になってくる。ガチガチの信仰心の恐ろしさよ。

ハリウッド制作なので、女たちが宮殿の水辺でお喋りしてるシーンがビバリーヒルズの週末みたいなのはご愛嬌。
宗教映画において、異教徒ばかりでなく、他の神を信じる人々を「悪」と描いてしまうのはどうなのか。ということを考えた。その宗教を信じてる人はやりすぎだと感じないのだろうか。「雨に唄えば」とかは後年になって作中の欺瞞が指摘されるようなったけど、こういった性質を持つ作品はどうなんだろうか。
これは自分が超自然的な意味合いでの神は別として、宗教的な神への帰属意識を持たない日本人だから思うことなのだろうか。
聖書、神話がベースだから再解釈ってのも難しいんだろうけど。
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