十戒の作品情報・感想・評価・動画配信

「十戒」に投稿された感想・評価

健一

健一の感想・評価

-
遠い昔、地上波(吹替、カット版)にて鑑賞。今回改めて字幕、ノーカット版にて鑑賞。

ただ今 冬休み満喫中! こんな時でないとこれほどの超大作 なかなか観れないので。

上映時間3時間40分!
一気に観ました。鑑賞後 お腹ペコペコです。
1956年 今から64年前の作品。当時流行りのまさにスペクタクル超大作!
セシル・B・デミル監督作なのですがセルフリメイク作だったんですね。知らなかったです。

このくらいの年代物で史劇の超大作だとアカデミー賞を沢山獲っていそうな印象ですが、意外にも視覚効果賞しか獲っていないんです。

チャールトン・ヘストン、ユル・ブリンナー、アン・バクスター等
当時の大スター達も出ていて私は退屈することなく鑑賞出来た。

ただやはり「ベン・ハー」などと比べると長尺なうえ見せ場が少ないかも。
あの有名な海が二つに割れるシーンくらいしか見せ場がないので、あまり評価されなかったのかも。

確かに「ベン・ハー」と本作 どちらが面白いかと言われれば全然「ベン・ハー」なのですが。
でもたまには家でゆっくり超大作を鑑賞するのもいいものです。
さ

さの感想・評価

5.0
テスト期間を終えて、ついに鑑賞

壮大な演出を期待して購入したが、前半部から繰り広げられる人間模様にも満たされた。

そして紀元前を舞台にした、1950年代の映画を2020年に観ているという時間の重箱のような構造に感慨深さを覚える。
TYaban

TYabanの感想・評価

4.0
神がいる時代の話。スケールやアクションが当時で言えば屈指の技術を使ったのだと思います。
恐ろしく長い作品。
ユル・ブリンナーの裸の王様ぶりがすばらしい。

モーゼは大魔神をどうみるのだろう。

このレビューはネタバレを含みます

十戒という言葉とモーセが海を割った人、というのは知っていたけど、その流れは知らなかったので、この映画でモーセという人が知れて良かった。

この3時間40分は、モーセという人の生涯を描くのに必要な時間だったのだと、観終わった今なら思えますが、最初は再生ボタン押すのに躊躇した。勇気を出して見始めて良かった。

民を導くモーセが神との対話の中で悩んだり、弱気になったりするところが、強く勇敢で自信満々な人が先導者になれるという訳ではなく、苦悩や葛藤から正しくあろうとする人が奴隷を解放していくのだということを表しているようで、聖人は決して常人とは違うということではないと思えて、救われたような気になりました。

律法があって、自由がある。
いつの世も忘れてはいけないことだと思います。
れら

れらの感想・評価

3.0
長い話だけれど、不思議に飽きずに最後まで見られた。
宗教的な話なので、面白いとか感動とかはなかったけれど…。

王位争いとか、気位の高い王妃の画策、王妃に焚きつけられて行動する王、などは、どこの国の話にもあるあるな感じ。

"なぜ十戒で神は人を殺すことを禁じているのに、戦争などが起きるの?"と思っていたけれど、分かった。
モーゼが、神の名の下に人をじゃんじゃん殺しているのだ(神の奇跡の力を使って、だけど)。ということは、神の代行としての殺人は正当化できてしまうんだなあ。
3時間40分の映画、見るならこのタイミングだよねと。昔の映画なので特撮はどうしてもチャチなのだけど、逆にものすごい迫力のカット(超でかい王都の門の前を大移動する奴隷の集団とか)とかで、どう見ても特撮使ってないしこれマジで作って撮影したままの映像なのか、という驚きが気持ち良い。

そしてモーセ役のチャールトンヘストンがめちゃくちゃカッコ良いのだけど、前半は他人を思いやる真面目な青年だったのに、神の啓示を受けてから完全に頭がおかしくなってしまっていて、これだから宗教は…となった。
モーセの見た目も凄くて、普通の青年だったノーマルモーセから、神の啓示を受けた途端に髪が逆巻き髪色も変わり超モーセへと変わり、最終段階では超モーセ3ぐらいまで変身する。恐らく戦闘力も計り知れないだろう。

変化はモーセだけではなく映画全体に及び、前半と後半ではまるで違う雰囲気の作品になっていると思う。前半のわかりやすく共感できるドラマはヘブライの神の登場とともに終わり、後半は神話特有の理不尽な展開、普通の考えでは筋の通らない展開がひたすら続く。こわい。
あのあまりにも有名な海を割るシーンもそれら理不尽イベントの一つなので、そう思って見るとまた見え方が変わってくる。
映像としては、水の壁が波打つ描写は発想からして凄いと思った。今見るとよくある表現だけど、当時よくこんな表現にしようと思いついたよね。

そして海を渡って追っ手を振り切る(正しくは追っ手を海に沈める。これもなかなかキチガイじみていると思う)というのは誰でも知ってるこのお話のクライマックスなんだけど、そのあとのエピローグ的な部分が本当に酷くて最高なので、もしまだ見てない人がいたらぜひ見てほしい。長いけど。というか旧約聖書に書いてあるまんまだと思うけど。
arch

archの感想・評価

4.3
セシル・B・デミル監督による旧叙事詩映画の最高到達点とも言える作品。

巨大なセットや砂漠等の大自然の中で撮られているシーンの数々はCGに慣れた現代に通用するだけの説得力と圧倒的な迫力がある。

約4時間ある本編を最後まで観ると凄まじい達成感と満足感に襲われる。全く持って長いと感じない惹き込まれる感覚。
映画史に残るあの有名なシーンが控えていると頭で分かっているからこそなのかもしれない。
未だにこれ越える圧倒的スペクタクルを持つ映画はあまりない。これこそハリウッド超大作といえる歴史に残る作品だ。
序曲は古代エジプト感が凄く良かったが、モーゼが神に出会ってからシュールな展開に。急に髪型が変わるのは笑えたザマス。
冒頭、背の高いおっさんが出て来てぶっきら棒に前説…誰や、このおっさん⁈と思ったらセシル・B・デミルだった
ごめんなさい
そこから始まる4時間弱
ところが睡魔に襲われる事もなく、しっかりと4時間完走
昔、劇場で観た時も長いとは思わなかった、いわば宗教映画なんで退屈さを懸念したが、宗教すら娯楽化してしまうハリウッドパワー
実によく出来たスペクタクル見世物巨編
ヘブライ人のモーゼがいろいろと苦労した末に、神の神託を得て奴隷となっていたヘブライ人を救い出す
有名な紅海真っ二つの特撮シーンは、さすがに合成の粗さはあるものの、時代を考えたら大迫力でお見事
そして後半
シナイ山に一月ほど籠るモーゼ、しかしその間にヘブライ人たちは堕落する
つーか、ダメじゃんヘブライ人、しかも堕落すんの早くね?
ところがモーゼは甘くない、救い出したヘブライ人とは言え容赦せず、堕落した人々は地獄の業火に焼かれ地の底へ堕ちる
大作主義のセシル・B・デミル最後の超大作
チャールトン・ヘストンのモーゼは筋骨隆々ぶりを抑えての熱演
ご贔屓ユル・ブリンナーはエジプト王ラメシスをちょっぴり憎々しげに好演
大群衆も巨大な建造物もホンモノ、CG全盛時代の現代だと多分若い子が観たら勘違いするかも、でも全てホンモノですよ!
>|