すずしい木陰の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 5ページ目

守屋文雄ってこんなの撮るの！って爆笑できる。（だっておじさん天国とかおんなの河童の脚本はほぼラリってんのに）アピチャッポンというよりはグスタボ・フォンタンである。音響の素晴らしさ！
フレームの固定は…

『すずしい木陰』

もはや映画ではない。

いや映画ではあるんだけどなんで言えばいいのかな、
映画たり得るなにかと言えばいいのか。

二度三度、
柳英里紗と目が合ったような気がし…

気持ちよさそうにハンモックに寝そべる柳英里紗、をひたすら見つめる我々は暗闇でマスクして…てな状況にフフッと笑い出しそうになった。
確かに何も起こらないけど、時間は経ち光は移ろいひぐらしが聞こえてくる…

96分間を『すずしい木陰』と共に過ごした
設定や音響、映像など何をとっても映画館という環境をフルに活用した映画だった
映画館で見ないと意味がないとも言える
次々と変化する虫や鳥の声、寝て起きたら変わ…

柳英里紗がハンモックで揺れているだけ。それはアンディ・ウォーホルのような退屈さにもなり得るけど、めちゃめちゃ興奮した。『惑星のかけら』や『ローリング』のヌードよりもこうした太腿の間歇のほうがエロい。…