ただ坐り、静かに呼吸する。
大正時代に流行した「岡田式静坐法」を京都で広めていた家屋が取り壊される直前の記録を映したドキュメンタリー・フィクション。
室内に射し込む陽の光はまるで家屋が静かに呼吸をし…
『岡田式静坐法』の「家元」、岡田虎二郎さん、やんごとなき雰囲気もありながら猥褻感も漂う、どうにも「健康」とは縁遠いお姿。
解体の憂き目に合う洋館は素敵でした。
出町座のトークの時は、同じ京都の話でも…
京都のすでに取り壊された邸宅を撮る不思議ドキュメンタリー。そこは大正期に静坐なる健康法を流行させた岡田虎次郎旧邸で、洋風意匠施された昭和初期木造家屋の内に宿る息吹を、和服姿の踊り手が肌身へ取り込み可…
>>続きを読む©Nao Yoshigai