分岐点
全ての核になる事実がわかってから、人物同士の繋がり方により深みが出る展開。その先を知っていてこそ、最終シーンに感情は揺さぶられる。
主要キャストではないかもしれないが、坂井真紀のシーンも印…
群像劇の見事な重なり合い。生きる苦悩と、一縷の希望。
【賛否両論チェック】
賛:群像劇の見事なリンクを通して、生きていく大変さや、その中で垣間見えるわずかな希望を感じさせてくれるよう。
否:過激な…
映画館に行くのはなん十年ぶりだが、それなりに萩原慎一郎へのリスペクトもあり良かった。パンフレットに寺山修司の例えがあり、モーショングラフィックなどのような現代的な映像表現で、短歌を出していく映画や、…
>>続きを読む普段、映画館に観に行く事は無いのですが、歌集「滑走路」を読み私は励まされ続けてきたので、絶対に行かなくてはと思い観てきました。
どんなものになるのだろうと思っていましたが、読者レビューを参考にした…
原作の萩原慎一郎による歌集は何度読んでも新たな発見があり、文学とは何たるかを教えてくれる本当の名著で、その雰囲気を映画で表現した作品といえる。短歌のエッセンスも上手く注入されていて、鷹野の苦悩のシー…
>>続きを読む滑走路を読んだから観た。カメラアングルがとても素敵だった。登場人物達の物語が交わっていくというか離れていくというか飛んでいくというか切ないけれどそれ以上に美しいと感じた。エンディングで流れる曲も名曲…
>>続きを読むc2020「滑走路」製作委員会