自己満足点 78点
(やや短文感想)
ポール・トーマス・アンダーソンの代表作。
彼の新作「リコリス・ピザ」を観賞するための予習するために観賞しました。
(これ観たときは、まさかベイビー・ブローカー…
群像劇として描きたいグループが出揃ってからは眠気も。やはり長い。音楽の煽りかたで引き戻されるが、それほど特別なことは起こらないという展開が度々あった。しっとり描きたいのはわかる。過去からは逃れられな…
>>続きを読む人生には偶然で不条理なことがたまに起きるというテーマを改めて痛感させてくる映画だった。
度々言われる過去を捨てたと思っていても過去は追ってくるという言葉も多いに共感。
確かに私の人生も全てが偶然で成…
ポール・トーマス・アンダーソンが宿命的にもつテーマが、巧妙なストーリー・テリングのうちに隠されており、その中心となる空白地帯に、真のテーマを配置してあるような素晴らしい作品。彼のフィルモグラフィのな…
>>続きを読むひとつの設定が複数のキャラクターに適用されてる?
元天才と現天才みたいに子供時代と大人時代を同時に描いてる的な。
「物事は繰り返される」
それであの子はまた家族不和、親子の対立の繰り返しの輪…
傑作すぎる。どうしても何回かに分けて見なきゃ行けなくなって勿体無かった感が残るのでまた見る。
最初から多すぎる主人公を完璧な交通整理で最後まで描き切る。一つの事件が終わったら次、みたいな描き方じゃ…
罪に苛まれる9人の群像劇を描く3時間超の大作。
複雑な物語構造でありながら、シーン転換や音楽やテンポで小気味よく繋がれて、9人の心情を描ききっていたと思う。物語全体のテーマ『偶然』に強く訴えてきて…
観ている途中長いと感じることもあったが、観終わったら物凄い多幸感に襲われる。それだけ説得力のある力強いラスト。良すぎる。もう二度と会わないであろう人が自分の人生を変えることだってある。この作品に出会…
>>続きを読む© 1999 New Line Productions, Inc. All Rights Reserved.