もう二度と会えなくなるかもしれないのに、好きとはいえない辛さ。
最後に、温もりだけでも感じて覚えておきたい。
彼の着ているものの一部でも、欲しい。
その感情は苦しいほど伝わってくるのに、医科の青年が…
非常に分かりやすい内容なんだけど、だからこそそのストレートさに心を抉られる。当たり前のことだけど、戦時中にももちろん同性愛者はいたわけで、実際にこんなどうしようもない気持ちに打ちのめされている人もい…
>>続きを読む学徒出陣の為の徴兵検査…アレは事実に基づいてるのか知りませんが…の帰り道のお話。
あらすじを読んでから観ちゃったので、寛二の想いが友情以上とわかっていて『時代も時代、切ないなぁ、どうにもならん、よ…
このレビューはネタバレを含みます
[Story]
兵力不足を補うため日本軍が"学徒出陣"の決断を下した1944年、第二次世界大戦末期の福岡。徴兵検査を受けた帰り道、自分が同性愛者であることを隠していた寛二が、翌朝に前線へと出征する友…
たった11分の短編映画だけど頭で反芻すると深い。
想いを寄せる友達が明日戦地へ赴く。その相手の裸をM検査で見てしまった。
当時は『同性愛は精神病』と言われてたくらいだから告白なんてできる筈もない…
◯アマプラ紹介文
1944年、戦時下の日本・福岡を舞台に、徴兵検査を受けた学生たちの帰り道での青春の一幕を描く。戦争という大きなうねりにかき消される、セクシュアルマイノリティーの青年の極私的かつ人間…
監督もゲイとのことで、本当にこの監督が描くセクシャルマイノリティーの苦痛や生きづらさはグッとくるものがある。
「POSE」と同じ感覚をうける。
決して派手なシーンがあるわけではないけど、滲み出る儚さ…
片袖の魚に併映の
東海林毅ショートフィルム選にて
1944年戦時下の福岡を舞台に
徴兵検査を受けた学生仲間の
帰り道の出来事を描く
戦争という大きなうねりにかき消される
セクシャルマイノリティー…