銃2020の作品情報・感想・評価・動画配信

「銃2020」に投稿された感想・評価

前作では平凡な大学生が拳銃を拾った事で衝動と葛藤する物語だったが、今作は過去から現在までずっと辛い思いをしてきた女性が主人公。

そして作品規模にしては豪華なキャストが出演し、奇抜な役柄で作品に色を添える。

日南響子さん、前作出演から主役に抜擢されたのは役柄的ポテンシャルが凄まじいからなんだろうな、、。
daruma

darumaの感想・評価

4.0
ようやく観ました…!これは性別や家族といった呪縛から逃れる物語。冒頭の銃との絡みが凄すぎた…(全般的にそっち系だけど何故かそこが一番エロく感じた、完全に銃は男性性だった)ある意味結局(男に)依存してる、人は何かすがる物がないと生きて行けないって事なのか。
キャストに著名人が出るわ出るわ…次から次へとめちゃめちゃ豪華!(監督さんかプロデューサーさんが慕われているのかな?)
あとC1がツボすぎた(笑)さすが配給が吉本!

銃の原作者である中村文則さんが深く関わられているだけに、とても文学的な香りのする作品。なんていうか…説明的な台詞が全くない(佐藤浩市さんが若干してるけど)後は映像を見て察してくださいと言わんばかり。それに応えられる役者さんが揃っています。個人的に山中崇さんと宇野祥平さんがツボ!吹越満さんと佐藤浩市さんに至っては独壇場ですね…日南響子さんのイメージムービー的な雰囲気もあります。

そして天音くん(私はここが目的なので、笑)事前に公式インスタを見てたので最初のパン屋さんがフックであれっ?と思ってしまった(笑)前作である「銃」の役を継承していましたね…^^
個人的にホテルローヤル(同じ武正晴監督作品。公開は本作の直後)の後に観てるので、天音くん以外にも繋がってる人がたくさんいて驚いた!(友近さん(めちゃめちゃメイン!)、内田慈さん、丞威さん)
劇伴がFUNNYBUNNYの海田庄吾さん。ちょっとソリッドで特徴的。
くぅー

くぅーの感想・評価

3.6
my映画館2020#79> 登場人物の誰にもほぼ感情移入できない、これまたオススメできない作品が現れたと思いつつ・・・なぜか不思議と悪い気分の帰路ではなく。

 村上虹郎主演の2018年作品の、一応の続編・・・前作にちょっと出ていた女性をスピンオフさせて、主演で描く本作。

で、前作から一転、冒頭から血生臭さ全開で、そんな銃をいきなり拾う女性・・・後はまんま狂気の覚醒とやらを凝視することとなる。

と言っても、怠惰が孤独が極まったゴミだらけの部屋に住み、訳ありの過去を持ち、もう既に覚醒リーチ状態での日々であって、正に拳銃が引き金になっただけで・・・でも、ハデに暴走はしないので、面白味には欠けるかもしれないが、狂おしさを増幅させていく姿をついつい追い掛けてしまう。

そう、不機嫌という狂気の扉を開けた彼女、自分のトラウマとダブった者への一撃・・・ラストに現れたのは神なのか、思わずニヤリとしちまってました。

なお、俳優陣では、まずはやはり日南響子・・・いい感じにエロチックに作品を支配してます。
そして、佐藤浩市を筆頭に、吹越満に友近らがやさぐれた助演ぶりを見せますが・・・加藤雅也の怪演が圧巻。
TAKA

TAKAの感想・評価

3.7
2020-125-107-018
2020.7.20 TC日比谷 Scr.3

・「銃」に期待するもの
・跳べば
・狂気ってのは・・・

抑圧され
鬱屈した魂が
不条理な力を手に入れた時
そこに芽生える
衝動!
狂気!!
暴力の発現
そして狂気が向かう先

「銃」に期待するのはそんな風景
魂の咆哮

・・・
だからきっかけが少々ご都合主義でも
いーーーーーんです!(*`Д´)ノ!!!
(川平慈英風・笑)


鬱屈した日々
毒親、ストーカー
そんな彼女がある日
「力」を手にする

孤独な狂気と世俗的な打算が交互に錯綜する人格
無軌道な狂気を描く演出?

狂気と日常との交錯
それらはやがて
彼女を蝕み
いや
抑圧からの解放へと誘う
全て運命。
あるべき姿、そうありたい自分へと
跳べば
なれる
・・・なれるのか?

日南響子さん知らなかったんですが
(m(__)m)
魅力的な女性ですね。
作品には酷評が多いけど、ちゃんと楽しめました(^_^)

ただ・・・
割りと普通の映画だったかなと。
いや個人の好みの問題ですが(ФωФ)

狂気ってのは・・・
「・・・」べきものかと思います。
Masahiro

Masahiroの感想・評価

3.5
自堕落でその日暮らしの東子。ある日、銃を拾ったことをきっかけに、人生の歯車が狂い始める。

いや、拾う前からずいぶん歯車が狂った生活をしてる。過去のトラウマのせいか。孤独な東子にとってこの銃は、心も身体も許せる親友のような存在になってしまったのだろう。そして生きる目的を見付けたかのように、元の持ち主の願いを叶えようとする。

常にタンクトップにショーパンという格好だったからか、東子の身体と雰囲気がとてもエロチックだった。
銃を拾ったことで人生が狂う。
前作よりもずっと良くなった。前作の主人公は軽薄な大学生だったので話も薄っぺらいものだったが、今回は心に傷を負った若い女性を主人公にしたことで映画に深みが出た。セクシーな主役を日南響子が好演。佐藤浩市、友近、吹越満も適材。主人公を付け回す怪しい男、加藤雅也が謎。そしてやっぱりリリー・フランキーの刑事。
エイトセンタービルの使い方も上手い。
続きがあれば また観るよ。
oucky

ouckyの感想・評価

3.7
チーム奥山の「銃」のセルフリメイク。
ヒロインが女性になり、フルカラーになったりと、色々と銃を取り巻く環境は変わりましたが、根っこは一緒。気持ち悪い映画ですわー。
でもそれが、気持ちいいってマゾいなぁ。
ただ、前作よりも、内容がよりわかりやすく、銃に対するアプローチも、持ち手が女性なので、銃を男性に見立ていた部分がシンプルだったかも知れません。
全てのキャストの行動に共感は出来ないですが…。

しかし、主演の日南響子がエロい 笑
だらんとした、Tシャツにホットパンツ。
そして、変なサマーコート。
不健康でセクシーではなく、正にエロい。

脇を固めるキャストも豪華だし、また渋い演技が光ってました!特に母親役の友近が素晴らしい!精神を病んだ中年女性の何とも言えない気持ち悪さが堪らない!

汚らしいアパートにゴミと暮らし、電気も無いので、ヘンテコな間接照明で描かれる日常シーンは、ザ•日本映画!往年の作品(70年代、80年代)の匂いというか色というか、何か素敵!

結果、気持ち悪い映画だった 苦笑
うーん、この作品を評論するボキャブラリーをどうやら僕は余り、持ち合わせていないみたいだ…。
でも好きなんです!いい映画だった
76分という短さのせいか前作『銃』よりはサクサクだったけど、佐藤浩市・加藤雅也・吹越満など豪華な顔ぶれの割には今ひとつ。
東子役は前作で村上虹郎と一夜を共にして翌朝トーストを焼いたかなんかで虹郎に″トースト女″と揶揄された日南響子。きれいなんだろうけどゴミ屋敷で電気も止められているので部屋がぐちゃぐちゃで薄暗くてよく見えない。虹郎がちょっとだけ出ているというのも「あ、これ?」と思った一瞬はあったけど確信は無し。
宣伝文句が「狂気が覚醒する。」なのに東子が最後いい人になってしまい残念。破滅まっしぐらに振り切ったら面白かったのに!
Iri17

Iri17の感想・評価

4.4
前作の銃が解放された暴力欲求のメタファーなら、今作の銃は女性の中のアニムスのメタファーであり、それはすなわち暴力性のメタファーとも繋がってくる部分だろう。

親、金で女性を買おうとする男、合法的に銃=暴力を所持する警官など、主人公を抑圧してきた権威に対する反逆の狼煙が銃である。女性として男性に立ち向かうのではなく、男性化して暴力の暴走によって権威を駆逐していくのである。

銃を拾った主人公が、暴力に魅せられ銃=男性性を自己内面化していくのが、銃をオモチャに使ったマスターベーションのシーン。主人公は権威を憎む一方、銃という権威を自らに取り込み同化していくのである。

ただそのような権威・暴力を使った反逆、復讐、暴走がどのような結果を生むかは映画のラストを見ての通りだ。

このような映画が小規模公開になる日本映画界の体たらくにイライラしつつ、この傑作をお勧めさせていただく。
Seaneko

Seanekoの感想・評価

3.9
"銃"そのものよりも虐待によるトラウマがきつかった。
意味不明なところもありました。たとえば見た目通りなのか、主人公の思い込みが映像になっているのか謎なところも
まあでも、銃は拾ってはいけない..
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