愚か者 傷だらけの天使の作品情報・感想・評価

「愚か者 傷だらけの天使」に投稿された感想・評価

孤立無援の(愚かしさ) 阪本順治『愚か者 傷だらけの天使』

(愚か)であることが映画ではいかに魅力的であるか、を私たちの世代は阪本順治作品から味わえました。
その姿勢は処女作「どついたるねん」から最新作「エルネスト」まで一貫して変わっておりません。
そしてその(愚かしさ)が(孤高)の域まで達したのがこの「愚か者 傷だらけの天使」です。
(愚かしい)と言ってもこの作品自体が(愚かしい)ものでは勿論なく、劇中人物たちのひたむきさが(悲しみ)と背中合わせで保たれているという事に他なりません。
事実(愚かしさ)を描くセンスが備わらなければ劇中の真木蔵人は普通の薄弱者です。
真の(愚かしい)とは並大抵より遥かに強靭である、と阪本順治はこれまで語り続けてきました。
彼が本当の意味で(男の映画)の作家と信じられる所以がそこにあります。
yoruichi

yoruichiの感想・評価

1.8
傷だらけの天使、付けなきゃいいのに。ダメっぷりは 良かったけど。
あさの

あさのの感想・評価

4.0
愚かで切なく、愛おしくも哀しい男達の不器用さを描いた、ある意味青春映画です。
ヒサシがミツルと出会う前の話ではあるのですが、前作より傷天イズムを感じたのは僕だけでしょうか。
俳優陣の自然な存在感が素晴らしいです。
utk

utkの感想・評価

4.7
あまり賛同してもらえないけど本当に好きな映画。真木蔵人にカッコ悪い役をやらせたら最高。