具合が悪く成りかけるオープニングのハーモニー 絶対に避けられない悲劇に向かう響き
安部公房「R62号の発明」の不条理を感じた
自殺未遂をしたクロードがどうしてその心境に至ったかを時間の制約や人間…
めちゃくちゃ好みドストライクな映画だった…彼女との想い出の回顧録をタイムリープという形で魅せる設定と演出が秀逸だし、魅せ方も上手い。
何より「想い出」の断片性というか多面性というか、人との想い出って…
体ではなく、心を切り刻まれているようだった
断片的に現れる失ったはずの愛の日々
散在するどうでもいい瞬間
もう一度…と願っていたのか、もう二度と…と思っていたのか、それはわからない
ただ痛みを伴う時…
めちゃくちゃ難解だったし、正直何回も見るのやめようか迷ったけど、他人の人生の思い出を覗き見してるのはこちらなので最後まで見た。空腹だと時間の経過が遅くなるっていうセリフ、ほんとにそうだよなーと思った…
>>続きを読む主に恋人との思い出に絞った曖昧な記憶のザッピングをひたすら見せられても、知らんがなくらいの感想になる。早朝の雷鳴のところは印象に残ったけど。曖昧なものの中の閃光。記憶がフラッシュ炊かれるみたいな。
…
©CINE MAG BODARD