生き方から死に方に至るまでの全てが、山本賢治というその人らしい歩みだった。山本賢治そのものだった。それは確かに切なく物悲しくはあったけれど、可哀想というのとはまた違うように感じられた。
1つ目の家…
想像してたヤクザ映画とは少し違って、すごく切なかった。自分の人生を捨て切っていたケン坊をヤクザが救い、家族を得るも、最終的に何もかも失っていく。でもあの状態の彼を親分以外に誰が救えたと言うのだろう。…
>>続きを読むヤクザが移りゆく時代に対応しようとする描写が細かく描かれていた。また、その時代変化とともに変化する人の考え方に焦点が当てられていた一作だった。今作は、義理と人情で生きていけるのか。という問いが主題な…
>>続きを読む前半がゴリゴリの抗争物だったので、そういう話かと思いきや、ケンボウが捕まって務所から出てくると、物語は一転
世間は変わっていて、事務所の衰退、仲間の環境の変化など、栄枯盛衰の衰の部分が濃く描かれてい…
『素晴らしき世界』でもそうやけど、元ヤクザが一般社会で生きることの難しさ
汚職刑事に「お前たちがやってきたことの報い」って言われればその通りなんやけども
役者陣の演技よい
ラストシーン、娘がち…
とても良かった。
ものすごく久々に、映画を見てちゃんと泣いた。
わかりやすく泣かせにきてる映画でこんなにも感動できたのがびっくりなぐらいだ。
本当にわかりやすいので、誰にでもオススメできると思う。
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©2021『ヤクザと家族 The Family』製作委員会