太陽がいっぱいの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『太陽がいっぱい』に投稿された感想・評価

Benito
5.0

【 トム・リプリーの野望、その結末は… 】

4Kレストア版を鑑賞
人生で10回以上は観ている作品

アラン・ドロンは当時25歳
完璧すぎるその顔立ちに圧倒される。
野心ギラギラ、美しくも、卑しき翳…

>>続きを読む
aco
3.5

貧しい青年トムが、大富豪の息子フィリップの財産と恋人を奪うために完全犯罪を企てる物語。

舞台となるイタリアの海や街並みが退廃的で美しく、ニーノ・ロータによる物悲しいテーマ曲は『ゴッドファーザー』の…

>>続きを読む
R
4.0

面白いなあ
完全犯罪を遂行しようとする主人公・トムリプリーの視点から描かれているので、ずっとハラハラしていた。
トムのギラついた野望は、アランドロンのビジュアルだからこそより映えている気がする。
前…

>>続きを読む

すごい。イタリア南部の鮮やかな空と海がまったく爽やかに映らない。

江戸川乱歩の犯罪小説のように、犯罪者であるトム・リプリーの視点でその心理が描かれていく。トムにはフィリップへの同化の願望があったと…

>>続きを読む
4.0

今観てみると、クィア批評の対象にいかにもなりそうだなという印象が強いのだけど、当時は意外とそうでもないのかしら。本人のフリする為に靴もシャツも着る必要は必ずしもないのだし、なかなかエロティックな映画…

>>続きを読む

話の内容も面白いけど、アランドロンとマリーラフォレの美しさに目が奪われる。リプリーはマルシュがフィリップの1番の財産だと思っていたのかな。
ラストの束の間の優越感と万能感。その後の展開を描かないこと…

>>続きを読む
アランドロンの怪演が光る
ヌーベルバーグが席巻しつつあったフランス映画界の過渡期に、「過去の人」とされていたルネクレマンが放った異質な作品。
悪人が裁かれる様を描かず想像に委ねるのはルネクレマンらしい
リゾーティーな画が盛りだくさん
でもやってることは当時の倫理観でも異常あり(ていうか犯罪)
ジョジョでいうDIOとかグレートギャツビー的な

あなたにおすすめの記事