アメリカの友人の作品情報・感想・評価

「アメリカの友人」に投稿された感想・評価

Okuraman

Okuramanの感想・評価

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ブルーノ・ガンツとデニス・ホッパーが同じ画面に収まってしまう妙な居心地の悪さがある上、そのふたりの恋愛が繰り広げられる、ヴェンダースなのに寄り道を全然しない、余命とかまだ先の話やと言われながらさっさと死ぬ
DarcyAnam

DarcyAnamの感想・評価

3.7
街並みや景色がキレイで鮮やか。
トムが胡散臭げなせいで本当の友情のように観れなかった。
1番ヤバいのは明らかにコイツだし。
ミノが用意した医者の診断結果はまあ嘘じゃないかと思ったけど、実際ヨナタンの病気はどうだったのかな?
あの終わり方の意味が分からない。
国領町

国領町の感想・評価

3.0
★★★liked it
『アメリカの友人』  ヴィム・ヴェンダース監督
The American Friend

くすんだスモーキーな映像&赤、青、黄の色使い
乾いた冷たい空気が緩やかに流れる
アーティスティック・サスペンス by ヴィム・ヴェンダース

デニス・ホッパー&ブルーノ・ガンツ

白血病で死を意識したヨナタン&孤独なアメリカ男リプレー
死の不安が選んだ請負殺人&奇妙な友情?

罪悪感なのか?それとも友情なのか?

”君から欲しいものはなにもない
友人になりたいがー
友情は望めないだろう”

虚無的なラスト&美しい夕日

ブルースを聴いてるような映画

B.B. King - The Thrill Is Gone
https://youtu.be/oica5jG7FpU
BB King / Eric Clapton - The Thrill Is Gone 2010 Live
https://youtu.be/HzTlB-TjAzM

The thrill is gone, the thrill is gone away スリルはなくなった
The thrill is gone baby, the thrill is gone away行ってしまった
You know you done wrong baby, お前は、俺にひどいことをした
but you will be sorry someday お前は、いつか悔やむだろう
The thrill is gone, it's gone away from me スリルはなくなった
The thrill is gone away from me 俺のもとを離れて
Although, I'll still live on, but so lonely I'll be
俺はまだ生きているけれど、もっと寂しくなるだろう
The thrill is gone, it's gone away for good 
スリルはなくなった、いいものを求めて
The thrill is gone baby, it's gone away for good
Someday I know I'll be over it all baby,
いつか、すべてを終わりにできるだろう
just like I know a good man should 立派な男がそうするように
You know I'm free, free now baby, 俺はいま自由だ
I'm free from your spell お前の呪縛から俺は自由になった
Oh I'm free, free, free now, 俺はいま自由だ
I'm free from your spell お前の呪縛から俺は自由になった
And now that It's all over, すべてが終わってみれば
all I can do is wish you well 俺にできることは、お前の幸福を祈るだけ
『太陽がいっぱい』を観たので、原作ではシリーズになる本作も鑑賞。地下鉄駅の追跡場面が相当いいのだが、リプリーが友情を感じちゃうが故の後半の展開もいい。金箔を手のひらにつけて受話器を握るところとかは『太陽がいっぱい』の壁に写したサインをなぞる感じに通じるいかにもミステリー小説的な雰囲気でこれもいい。
tjZero

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4.5
西ドイツのハンブルグ。
絵画の贋作を扱うトム・リプリーは、余命短い額縁職人ヨナタンに、大金が転がりこむ暗殺の仕事を仲介するのだが…。

『太陽がいっぱい』と同じく、パトリシア・ハイスミスの原作。
どちらにもリプリーが登場するが、直接的につながっている訳ではないので、続編というより姉妹編というべきか。

この両作、まったくタッチが違うのが興味深い。
トム・リプリーに扮するのが、『太陽~』ではアラン・ドロン、『アメリカ~』ではデニス・ホッパーっていうキャスティングが、両作の個性を象徴している。
フランス映画『太陽~』は、陽光ギラギラの地中海で起こる退廃的で、少女マンガ風味の物語。
一方こちら『アメリカ~』は、くすんだ色合いのドイツの街が舞台の、リアルな劇画調タッチ。
二本立てで観たりすると、とても面白いと思う。

本作の監督ヴィム・ヴェンダースは、小津安二郎の熱烈なフォロワーであることでも有名。
本作でも”師匠”ゆずりの、差し色としての赤の使い方があざやか。

地下鉄での暗殺シーンなど、今回は赤は使わないのかな、って思ってると、転んだヨナタンが額に白いハンカチを当てると血がにじむ…っていう風に印象的に使われていたりして、画面が”絵”として面白い。

つまり、画面上で何が起こっているかという物語的興味と、どんな風に(どんな色彩で)描いているのかという絵画的面白さが両立している。
それが、贋作を扱う美術商による犯罪、っていうストーリーとリンクして、厚みのある面白さにつながっている。

それにしても、ハイスミスの原作は、『見知らぬ乗客』でもそうだったけど、映画との相性が抜群。
ここに挙げた三本はいずれも、ミステリー映画史に残る逸品だと思う。燦然と輝いてる。
うまる

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4.2
・ロビー・ミュラーの撮影がひたすらに美しい。

・この映画のデニス・ホッパーは完全に病気。

・リベラシオン読んでるダニエル・シュミットがぶっ殺されて笑った。

・部屋の中央にぶら下がるブランコが、小津の「その夜の妻」を彷彿とさせる。(あれも夫のゴタゴタを最終的に妻が引き受ける映画だった)
「太陽がいっぱい」でアラン・ドロンが演じたトム・リプリーのその後を描いたハイスミスの小説をヴェンダースが脚色。贋作ブローカーになったリプリーが、白血病の額縁職人を殺し屋になるよう仕向ける。記憶に残る映像の力はあるけど、正直あんまり面白くないことの多いヴェンダース作品だが、こちらはキャッチーさを意識したサスペンスで、地下鉄や列車内が殺人現場となるためストーリーでも楽しめる。リプリーの混沌とした人格が、デニス・ホッパーの卓越した役作りにより、哀愁と愛着を感じさせるものになっている。
2018.11.24 NHK BSプレミアム(録画)(字幕)
KnI

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2.5
リプリーとヨナタンの、友情のようなそうでないような歪な関係性。
最後まで観れてしまうんだけど、観終わってもよく分からない。その曖昧さがこの作品の良さなのかもしれない。
兎にも角にも、Dennis Hopper とBruno Ganz が格好良い。
jj

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3.5
なんか~よくわからない作品だった。
でも、デニス・ホッパーの役名にマジか!ってびっくりしたり列車のシーンにハラハラしたり後半楽しんで観てたけど。
あと映像がおしゃれ。寂しげな街並みだったり暗い地下鉄の駅だったり小汚いアパートの部屋とかも。時折挿入される都会の風景もハッとする美しさ。ウォン・カーウァイが影響受けてそうだなと思った。
bamboo

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2.8
癌で死期が近い額縁職人が、ある男から殺人の依頼を受け友情が芽生えるストーリー、のようだが、それで合っているか不明。よく理解できないまま最後まで観れたのが不思議だか、それがこの映画の魅力かもしれない。
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