ちょっと厳しめに評価した。
あまりプラス思考な作品ではないし、型にはまった窮屈な人たちが舞台を彷徨っていたと考える。
そして本作鑑賞後、色んな事象を雑感だが気づいた。
特にヒロイン・華子の姑・知子…
どんな家に生まれても苦しみがあることは一緒。親の人生をトレースするように生きるか、家柄にしかれたレールを歩むか。
あっちとこっちというような庶民と貴族、階級と人生、隔てでありながらイコールのよ…
過去に鑑賞済だけど、原作を読み直したので再鑑賞。
「世の中にはね、女同士を分断する価値観みたいなものが、あまりにも普通にまかり通ってて、しかも実は、誰よりも女の子自身が、そういう考え方に染まっちゃ…
©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会