フランス映画独特の雰囲気って観てて好きです。
これが実話というのは驚きでしたが、ジャッケットにもある通り、ラストは予想外....。
誰でも先の読めない未来を待つよりも、目の前の誘惑を優先してしまうの…
フランスで囚人たちの更生のため、役者のエチエンヌが講師として演技のワークショップに向かう。
物語の構成上「シンシン/SING SING」にそっくりである。
こちらも実話であり1985年に役者として…
キレッキレの実話ベース。
もちろん商業映画という性質上の
脚色でこのような仕上がりに
なったとは思うのだけども、でも。
ハラハラしたりワクワクしたり
予定調和だったり、と思ったら。
クライマックス…
【不条理劇を囚人が演じること】
フランス映画、エマニュエル・クールコル監督作品。
実際にあった出来事(ただしフランスではなくスウェーデン)をもとにしているそうである。
売れない舞台俳優のエチエ…
不条理劇より人情劇なら良かったのに・・・
人情劇ならば、囚人が演劇を学ぶのは実は外部公演で脱走する裏の目的があり・・・果たしてという筋書きが楽しめたろう。
一生懸命指導する演劇の先生に情が移り、本当…
サミュエル・ベケットがまだ生きている頃に起きた実話。「ゴドーを待ちながら」は名作だけど、たしかに服役中の人たちがやるゴドーは凄くいい。俳優がやるよりよっぽどリアル。この映画の俳優さんたち素晴らしかっ…
>>続きを読む「待つ身がつらいかね、待たせる身がつらいかね」(太宰治より)
…観ていて、ふとこのフレーズがよぎった。それは「手を染めた」人間が、はたして演じることへの喜びを与えることが出来るか。白黒の色の間で彼…
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