このレビューはネタバレを含みます
世界観が良く、設定も面白かった。
音楽もかっこいい。
全体的な色調も好き。
普段自分が無自覚にもデュード側に立っていることを感じた。
よく分からないけれどそこにいる一定の数
それに順応してしまって…
インターネットの書き込みやデモ活動、ある程度の数いないと成り立たないけど、「どんな人間たちなのか実態が分からない、透明な存在」
の実存をディストピア風の切り口で捉えるアイディアはめちゃめちゃ良い。
…
「ペナルティループ」が面白かったので
同じ監督のこっちの作品も鑑賞。
前半めっちゃ惹き込まれるモノがあったけど
後半の姉が出てきてからは
「この姉バカすぎだし、マジでウザいんですけど」って
苛立ち…
「その誘惑」「人数の街」を見て、この監督の趣向はとても一貫してるなと思った。
とても無機質な無菌な世界。血も汗も無縁な空気。
嫌いではない。
だからこそ、血や汗を介して物語が動き出すと、途端に嘘っぽ…
ちょい説明省いてアート然とするか、デスゲーム方向に振るかした方がポピュラリティ獲得できそうだけど、そゆことじゃないんだろう。にしても、要素を詰め込みで、社会批判?風刺?とかが類型すぎな気はした。オリ…
>>続きを読む(c)2020「人数の町」製作委員会