スパイの妻の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

　「太平洋戦争前夜。軍国主義の荒波に抗った勇気ある人物がいた」系の、私が苦手な映画。なぜ苦手かと言うと、史実に基づかない作り話だからです。フィクションなのに、観る人に「我々日本人も捨てたもんじゃない…

お見事な作品
演出やカメラワークが上手すぎて何度も笑ってしまった。職人技とはこのこと。
演技も素晴らしかった。特に高橋一生。意識高すぎの厄介男の演技が上手すぎる。
蒼井優のも厄介な女の纏う笑み…

1940年の満州で国家機密を知ってしまった夫は、正義のためにその事実を公表しようとし、それを知った妻は協力しようと決意するのだが・・・みたいなサスペンスドラマ。

戦争時代が舞台なのであまり手が伸び…

高橋一生の飄々とした態度と蒼井優のコロコロと移ろう表情が、全体を過度に重くも安っぽくもさせないなんだか絶妙な軽さを持って展開していくのが結構面白かったかもしれない
そして東出が登場するたびに物語の方…

蒼井優GOAT説あります！！！

これガチこれガチ、いやホンマにホンマに。

チープなルックを秒で忘れる演出の妙よ...。車窓はめ込みのバスや不穏すぎるフィルムなど、お馴染みの黒沢清節がそこかしこに…