スパイの妻の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

マトリョーシカ式になっているフィルム関連のシーンで、「ミリタリー物」というより「ミリタリ映画」物としてやりたいのかなと考えるなどした。731部隊の話は結局本筋じゃないものね。良いシーンばっかりなんだ…

「お見事です」
この一言が全て

みんな愛する人のためには
何だってできてしまうものなのか

すごいなぁという気持ちと
こわいなぁという気持ちとが渋滞中

ただ、ラストは聡子と優作がどこかで
出会え…

蒼井優が凄すぎ　黒沢清らしさという指数があるなら、物語が進むにつれてそれがどんどん増えていく感覚　悲しい物語だと予想して最初観るのに勇気を出したけど、やっぱり黒沢清の画面には魔法がある　人が持ってる…

芸達者な役者さんたちのおかげで
舞台のような台詞や身のこなしを楽しめた。

妻聡子（蒼井優）が夫優作（高橋一生）にゾッコン＆ほの字（死語かな）なのはわかったけど、幼馴染の憲兵（東出昌大）に送っていた…