妙に引き込まれる作品でした。
家を失い車中泊をしながら肉体労働で暮らす高齢者たち。
一見自由で気楽に思えるものの、実際には家なしその日暮しなノマド生活。
主人公ファーンも夫を亡くし住んでた街が閉鎖さ…
大切な人を失って住んでいた家も手放した時人はどこに帰るべきなのか。"心"の居場所と"身体"の居場所のどちらもが生きる上では必要なのだと思った。
主人公の涙も出ないような悲しみと寂しさが痛いほど伝わる…
ファーンは夫と街を失った喪失感はあるんだろうけどノマド生活は彼女の選択の結果なので暮らしに悲壮感はない
互いに干渉し合わないノマドの人間関係は自立した人には心地よいだろう
アメリカにはこういう生き方…
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