情報量と選択肢が多すぎるこの世界で生きる僕らは、何でも理由を求めたがってしまうし欲張ってしまうから疲れる。井の中の蛙が大海を知らないままなのも幸せなのかもしれない。自分だけの大切な思いを一曲に込めて…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
タラップからニューヨークの街並みを見るシーンが切なくて哀しくて…観ていた瞬間よりも、思い返している今のほうがぐっと胸にくる。希望を抱き勇気を踏み出して見た、何もかもが溢れすぎている世界に対する絶望感…
>>続きを読む2025/10/17(金)NHK BSにて鑑賞。通算1500本目。
記念すべき1500本目は海の上のピアニスト。前から見たかったけどいつもやるのが戦場のピアニスト。ピアニスト違い。
船の中で育ち…
アレッサンドロ・バリッコの独白劇(一人芝居)「ノヴェチェント」をジュゼッペ・トルナトーレ監督が映画化した感動作。
豪華客船の中で生まれ、生涯船を降りることのなかったピアニストの生涯を描く。
原題:(…
意志を感じる映画だった。人間の内面を、音楽の意識を、芸術が根差す暗い世界を美しいシチュエーションでロマンティックに表出させていた。悲しい物語なのだろうか。私は悲しくない。映画を媒体にした純粋な表現と…
>>続きを読む©1998 MEDUSA