しろばんばに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『しろばんば』に投稿された感想・評価

たく
3.7

多感な少年が周囲の大人の事情に巻き込まれながら一歩成長する姿を少年視点で描く、井上靖の自伝的小説の映画化。木下恵介が脚本を担当してて、ほのぼのした日常の中に、無邪気な子どもたちの悪意や大人同士の表面…

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3.6

こういう飛び抜けた傑作ではない、だが良心的な映画があるというのは大事なことだったと思う


しかしイエ制度はろくでもないね……
途中までどういう関係性なのかよく分からないのにろくでもないことだけは伝…

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井上靖原作を木下恵介が脚色、滝沢英輔が監督した文芸映画。伊豆の小学生。祖母と二人暮らしだったが、女学校を卒業した叔母が帰って来た。ほのかな想い。叔母は少年の学ぶ小学校の教師になった。作者の自伝的小説…

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忘れられたカルト邦画。井上靖の私小説3部作1作目「しろばんば」前編の映画化。日活映画だが脚本は木下恵介。「しろばんば」とは秋の夕暮れ時に飛び回る雪虫の方言。

大正時代。小学生の洪作(島村徹)は両親…

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so1
3.8

一人芦川いづみ映画祭3作品目

ばあさんやサキコねえさんだけでなくいろんな人からの愛情を受け、頼りない小僧は凛々しい少年へと成長していくのだ!
劇中サキコねえさんと歌っている箱根の情景を思わせる詩が…

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月影
3.8

このレビューはネタバレを含みます

実の両親と離れて、血のつながりのないお婆ちゃんに育てられている坊が主人公。
どういう経緯でそうなったのか、詳しくはわからないが、お母さんが厳しく本人もお母さんよりお婆ちゃんと一緒がいいのだ。

お姉…

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しろばんばって何だ 角川ホラー文庫かって思ってたが、ワシ知らんかった。以前は教科書にも乗ってたらしい。井上靖の自伝小説。

伊豆の山奥では、夕方に綿くずのように舞い散る不思議な白い生きものが浮遊しは…

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jun
3.7

日活作品だが脚本を木下恵介が担当。家族関係が複雑で誰と誰が姉妹で誰が誰の甥でなどと頭を整理しながら観た。芦川いづみが非常に魅力的。既婚者の役はあっても子供のいる役は意外と少ない気がする。劇団系の名優…

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3.5

このレビューはネタバレを含みます

小学一年生の時、学校の行事だったのか映画教室が講堂で開かれた。その年だけだったのか、その年が最後だったのか定かな思いはないが、それ以降映画教室の記憶はない。その時の上映予定作品が本作だった。しかし、…

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