原作:井上靖、「二十四の瞳」を手がけた木下恵介監督が手がけた作品
主人公:洪作は、実の父母の元を離れ曽祖父の妾:おぬいに育てられる。おぬいは本家を嫌い、土蔵で慎ましやかに二人で暮らす
尋常小学校…
「しろばんば」は1962年の102分の白黒映画。井上靖の自伝的小説の映画化。私は井上の生まれ育った伊豆に旅行した際に、道の駅「天城越え」にある伊豆近代文学博物館に立ち寄ったが、映画でも主人公と祖母(…
>>続きを読む私自身の少年時代と似た境遇を感じさせられた井上靖原作、木下恵介脚本、滝沢英輔監督による文芸大作の傑作。薄幸の美人をやれば他の追随を許さぬ芦川いづみが、主人公島村徹の従姉であり実母渡辺美佐子の妹を演じ…
>>続きを読む冒頭のしろばんば=ユキムシを追いかける子供たちを捉えた体験していないなずなのに郷愁を誘われる映像で傑作だと確信したが、その後の子供から覗いた大人の複雑な世界の怪奇さ(でも大人になるとその微妙さが理解…
>>続きを読む3/16@神保町シアター
家庭の事情により曾祖父の妾にあたる女性に育てられた少年。
北林谷栄のコウちゃん溺愛ぶりが強烈!そりゃコウちゃんも甘えん坊の婆ちゃん子になるわな。
コウちゃんが憧れるお…
滝沢英輔監督作品!
日本映画名作選⑦
井上靖原作のこの物語は学生時代に教科書や文庫本で読んでいたがすっかり忘れていた。
井上靖の自伝的小説。
秋から冬にかけて子供の頃遊んだ後の夕暮れに、急い…
井上靖の自伝的小説『しろばんば』の映画化作品。
小説はかなりの長編だったと思うが、木下恵介の脚本は、さすがにいいところを切り取ってうまくまとめている。
大正時代の伊豆の田舎の、自然と人々の暮らし。
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