少年期の作品情報・感想・評価・動画配信

少年期1951年製作の映画)

製作国:

上映時間:111分

ジャンル:

配給:

3.5

あらすじ

戦争の最中、英文学者の父を持つ長男の一郎は疎開を拒み続けていた。だが出征した恩師の戦死を機に、彼も両親が疎開している諏訪へと赴くことになる。父は戦争で職を失い、代わりに母が働き一家を支えていた。やがて一郎は父に反発を覚えるようになり…。

『少年期』に投稿された感想・評価

1.6
時代が時代だから仕方ないのかもしれないけど終始悲壮感が漂ってて辛気臭い。
右へ倣え大好き民族日本人って感じ。
母と子の絆もそんなに感じなかったなー
shino
3.5

良い映画だった。戦中、戦後のある家族の親と長男の心の動きを中心に描いている。

精神も身体も成長期にある16才の長男は独立心もありながら親の意見を優先させる
優しい面もある。 戦時中はそれがひ弱に見…

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2024/10/13
何が正解なのか誰にもわかりません
生き方に正解はないのです
死の直前まで何があるのかわかりません
精一杯生きようね
「君死にたまふことなかれ」
3.6
このレビューはネタバレを含みます

母の田村秋子、父の笠智衆。息子の石濱朗(当時16歳デビュー作)と弟二人の家族。
戦時下の空襲で田舎に疎開する話。

きれいな三國連太郎。高峰秀子感がある櫻むつこ。いつもの笠智衆だけどこの作品ではあま…

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純粋すぎる少年の目から観た戦争。10代という多感な時期に戦争を経験したことは、一生付いて回るのだろう。戦争一色であった時代に、そこから距離を取った父親は賢い。一番偉いのは、そんな夫を理解し支えた妻だ…

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オーディションで選ばれ、今作品がデビュー作となる石濱朗少年の、聡明で意思の強そうな瞳が美しい。
純粋で、母を想う気持ちのあまり、父を憎む少年を真っ直ぐに演じている。

戦時中であっても、この一郎のよ…

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4.0

底抜けに健全なニッポンの家族の図と合唱とで頭おかしくなりそうになりながら観ていたけど、疎開先に行き敗戦色濃くなってくと浮き出てくるレッテル貼られる学者の多くを語らない父と軍国主義に染まるその他の村の…

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otom
4.0

リベラルと軍国主義と東京と疎開先とで何を信じたら良いか分からない少年期。ただでさえ戦時中で多感な年には理解に余るわな。果報は寝て待て状態でちょっと投げっぱなしな感もある笠智衆が『早く大人になって欲し…

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wada
-
終戦後に、主人公の少年と、敗戦により自殺した軍人の父を持つ少年が船の上で泣き合うシーンはどこか官能的だった
yyy
2.5

全ての関係性がとろっとろに煮詰められていて、愛を通り越して気持ち悪さすら感じた。

1951年にこれを作って、何が言いたかったのか分からないなと。

まぁでも、大人の政治が子供の世界にも流れ込んで来…

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