剣客の作品情報・感想・評価

「剣客」に投稿された感想・評価

hidebo

hideboの感想・評価

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韓国映画の最近のトレンド、父娘ものの史劇版。座頭市的なチャンヒョクを長めの殺陣シーンでたっぷり堪能できる。
明国がめちゃめちゃ悪者で、手下の1人のクズが「アンニョン?ナヤ!」で良い人の塊みたいな理事を演じてた人だった。
酸化

酸化の感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

主人公を取り巻く過去、現在が徐々に明かされていく構成で、主人公にとって戦うこととは何か、剣の技術とは何か、娘の存在がどれだけ大切かが分かっていくのが最高です!
アクションも剣ならではの戦いや、今までに見たことのない新鮮な部分もあり、とても引き込まれました。
主人公も最初から最後まで寡黙ながらにも、その腕を大切な誰かのために振るい続ける芯の強さが分かり、とてもかっこよかったです!
様々な登場人物たちと主人公の考えの違いが伝わってくるのも、主人公の腕に周りの人々が惹かれているようではらはらしました。

アクションも物語もすごくて、主人公もかっこよく、王道の面白さがあり楽しかったです!
この映画には近年のタランティーノ映画のように、歴史の中に埋もれてきた、虐げられていた人々を救済する意味合いもこもっているのだろうか。韓国の人に感想を聞いてみたくなった。
失明寸前の最強の剣士

とにかくチャン・ヒョクがカッコよすぎる映画。
韓国映画ファンよりも、チャン・ヒョクファンの為の作品だと感じた。
もうストーリーの細かい粗とか展開が微妙とかどうでもよくなってくるレベル。
というか、どうでもいい。
それぐらいチャン・ヒョクの剣術アクションを愛でる…に特化した内容。
チャン・ヒョクはこういう役がホント似合いすぎる。
中盤から後半は興奮しっぱなしで観終わった後は少し体が熱かった…。

4/2公開映画の中で最も楽しみにしていた今作。
最初に映画館で予告編を観た時には「こんな作品あったっけ?」と思って急いでフィルマで検索したけど、その時はヒットせず。
それぐらい緊急で公開が決まった作品だそう。

もちろん公開初日に劇場に直行。
期待通りにチャン・ヒョクがひたすら斬る。殴る。斬る。蹴る。斬る。乗馬する。斬る斬る斬る。

前半はおとなしい過ぎない?と思っていた分、後半にちゃんと暴れてくれる。
それでも、欲を言うならまだ暴れ足りない。
もっともっとかっこいいチャン・ヒョクを観たかった…。

物語そのものはめちゃくちゃシンプル。
お隣の国(中国)が明から清に変わろうとしている時代の朝鮮が舞台で、チャン・ヒョクが演じる、かつて王に仕えた元最強の剣士が主人公。
今は山奥で娘と二人でひっそりと暮らす日々を送っていたが、過去の激戦の傷の影響で徐々に視力が失われつつある状態。
そんなお父さんの事を心配した娘が、薬を手に入れようと頑張ろうとしたことで物語が動き出す。

基本的にはチャン・ヒョクが清の悪い奴らを相手に孤軍奮闘する話なので、前半はその為の登場人物紹介がほとんど。
清の敵たちの強さを観ているこちらにちゃんとわからせてから、いよいよチャン・ヒョクの出番…という感じ。

そんな中、立ち位置が微妙な朝鮮側のもう一人の最強の武人をまさかのチョン・マンシクさんが演じる。
チョン・マンシクさんを観るのは今作で10ちょいぐらいだけど、今までで一番かっこいい役をもらっていたと思う。
冒頭の若き日の主人公と、チョン・マンシクさんの剣撃バトルは痺れた。

ただ、そんなチョン・マンシクさんの後半の扱いが雑かったのが少し残念。清側の敵にも、もう少し魅力があればなぁと感じた。
あとは、もう少しストーリーが壮大で、チャン・ヒョクの剣撃を観れたなら完璧だったはず。
個人的には十分なんだけど、他人にオススメするとなったら、その辺をもう少し丁寧に描いて欲しかったという気持ちになった。

とりあえず、結局一言でまとめるとチャン・ヒョクのソードアクションを堪能する作品。

チャン・ヒョクファンの奥様にはマジでオススメで、映画評論家の人は真面目な批評は御遠慮下さい…という感じの映画でした。

(チャン・ヒョク加点0.1)
【剣よ――娘を守護って、忠義を尽くせ!!】
こーゆーのが観たかった大賞2021受賞!!!!!
いや~ノーマークだったんですが、この潔いタイトルと韓国の本格チャンバラアクションって部分に惹かれ、予告を観たら案の定凄まじい殺陣になっており、今月イチ楽しみにしている『るろうに剣心 最終章』の前哨戦として観てみるか~って軽い気持ちで行ったら、余裕でるろ剣超えが有り得る逸材でした。最高。
予告版の時点で、それこそるろ剣みたいなスライディングチャンバラをやっていて「おぉっ!?」ってなりましたからね!このクオリティの殺陣が全編に渡って展開されていくため、こちらとしては大大大満足。量・質ともに高品質なチャンチャンバラバラ拝めるだけで、値段以上の価値がある。

舞台は17世紀、大陸では明と清とが覇権を巡って争い、朝鮮半島内でもどちらにつくかで権力闘争が勃発した時代。クーデターによって廃帝させられた先の光海君に仕えた最強の剣客テユルが主人公となりますが、この辺りの歴史背景は全く知らなくても問題ありません。なんせ、物語は突き詰めれば「清の悪い奴らに娘が浚われた!闘え!テユル!!」というシンプルさなのですから。

主演のチャン・ヒョクが元々器械体操をやっていたこともあって、身のこなしが軽くてですね、スライディング回避の他、城壁を軽々ひとっ跳びで越えるパルクールアクションめいた動きも見せてくれるのが良いです。
迫りくる清の刺客も中々個性豊かでして、武器が半月状のチャクラムだったり、謎の鈴付き棒(鎖鎌みたいな使い方する)だったり、大ボスに至っては双頭刃(ツーブレーデッドソード)と外連味が溢れすぎているのが最高。刺客全員、見た目通り時代劇にありがちな悪党って感じですけど、武器に個性持たせて差別化を図るだけで結構印象変わりますね。そういえば、ポスターをよく見て頂ければわかるかと思いますが、テユルの剣も先の方が謎に二又です。
この時点で細かいこと考えずに、とりあえず観て楽しもうぜって精神だってのは感じられるかと。

闘いの舞台も室内から竹林に王宮広場、清軍拠点と目まぐるしく変わり、結構ゲーム的な進み方をします。というか、拠点での捕虜奪還アクションに関しては完全に『GHOST OF TSUSHIMA』で蒙古の拠点潰している時そのものです。滅茶苦茶ツシマで何回もやった覚えのある挙動で、敵兵を闇討ちしまくっていて笑った。誉れは朝鮮でも捨てました。
撮影時期的にたまたま似通っただけなんでしょうけど、一足先にツシマの実写版を観た心地で大変お得感があった。

集団戦の白眉はVS火縄銃部隊。銃弾飛び交う中を剣一つで搔い潜り、肉壁を駆使して一人ひとり片付けていくのがカッコいい!スローモーションも駆使して、見事に銃相手に勝つアクションの説得力を魅せてくれていました。
また、ボス戦になると、やはりゲームステージみたいな決闘舞台が用意されてサシで闘うことになるのもツボ。敵の総大将みたいな奴がたった一人で出るかよってツッコミ処は勿論ありながらも、ここまでキッチリ戦う場所をご膳立てされたらその指摘自体が無粋ってもんです。集団戦とボス戦とで場所と場面を分けることで、メリハリにもなっていますしね。

物語はシンプルとは言ったものの、山奥で隠遁していた筈のテユルが娘の為に死闘を繰り広げ続ける流れは、そのまま親子愛の深さにも繋がるためアクション一体型のストーリーと言う方が正しいかもしれない。元々具合の悪かった眼が、激戦に次ぐ激戦の中で異常をきたして視界がボヤけながらも、決して継戦態勢は崩さないのも座頭市的でカッチョイイ。
さらにそこに前王への忠義を絡めてくる為、剣戟以外の見所も意外にある。また、基本的に前王に仕えていた若テユル時代は回想ですが、その中でも若テユルはずっと闘っており、アクション映画としてちっとも停滞しないのも嬉しいところ。

可能な限りストーリーを削ぎ落し、高品質の剣戟に集中させる潔さ。
然れど父娘の絆と、王への忠義という骨子は外さず、短い中に濃縮させた熱い展開。
本当に良い意味で中身が無いというか、必要最低限に面白い部分だけ絞り出した感じなので、終始ニッコニコしながら凄い剣戟アクションを堪能させられるのです。


そんな風に、100の言葉で伝えるより1回見せた方が早い映画ではあり、上映館数がめっちゃ少ないけど、観られる人は是非観て!って感じの作品です。
個人的には去年からこれをずっと求めていたって感覚でして、この感覚はなんだろうと思い返せば、僕が本当に求めていた『狂武蔵』だった。あの作品は坂口拓さんの凄まじい長回しアクションは素直にスゲェーと感嘆しつつも、一番観たい映像はラスト5分くらいでしたからね。本作はそのラスト5分を100分もの間、中弛みさせずにやり切ったワケで、そりゃ面白い。
アクション映画好きな人ならまず損はしないと言い切っちゃいますよ!!

オススメ!!!!
シネマート新宿にて鑑賞
日本では江戸時代、第3代将軍家光の頃の朝鮮王朝時代、第15代王“光海君”の史実を基にしたアクション時代劇。
そんなに好きじゃないけどチャン・ヒョクの無敵っぷりがかっこいい
gojyappe

gojyappeの感想・評価

5.0
武術監督さんセンス良過ぎだと思うんだけど!
火縄銃のところすごくない??
めっちゃツボったんだけど!
チャンヒョクは殺陣安心して期待して見られるから大好き♪
笑い声さえ出てこなければ心穏やかに鑑賞できるw
動体視力弱ってる老婆の眼にも優しかったけど
綺麗だしビシッと決まってるし最高だった♪
もっと大きいスクリーンで見たかったし
3Dあるっぽくて3Dで見たい!!
男子の喧嘩好き本能が楽しく拝見できたw
&劇場の音響ちょっといつもより増し増し感があったんだけど!
耳の錯覚?
良き!
チャンヒョクの殺陣をただただ堪能できる映画。
ストーリーは正直微妙だな。
役柄上仕方ないんだろうけど、ほぼ無表情だったし…
チャン・ヒョクの殺陣は申し分なし!
剣と剣がぶつかり合う音がいい!

ただストーリーは今ひとつ。
宿敵との過去をもう少し掘り下げてほしかった。
ワンコ

ワンコの感想・評価

3.7
【清の台頭】

17世紀初頭の中国での明清交替時期の韓国時代劇エンターテイメントだ。

もともと朝鮮半島は、中国王朝の交替の度に揺れ動いた地域だが、清は中国東北部で愛新覚羅氏が興した国なので、必然的に朝鮮半島は、この紛争に巻き込まれていく。

また、日本同様、人質が交渉に多用させていたのかも知ることができる。

婚姻と称してはいるが、事実上、人質扱いだったのは、ヨーロッパでも同様だろう。

逆に言えば、政権安定化が如何に困難だったのかということが分かると思う。

物語は、目がどんどん不自由になっていく武人テユルと、テユルの子供として育った王の娘テオクが、この混乱に巻き込まれ、切り抜けるまでの戦いや葛藤などが、アクションとともに描かれる。

あまりに敵が多いのに対して、味方がほぼ無いに等しく、盛りすぎじゃないのとは思うが、まあ、アクションエンターテイメントだし、ハラハラするし、楽しめました。

ところで、映画「ラストエンペラー」で生涯が描かれた愛新覚羅溥儀は、清の最後の皇帝で、日本が作った傀儡国家の満州国の皇帝でもあった。

詳しくは書かないが、愛新覚羅溥儀の末裔は、日本にもいて、ある有名な中華料理店を経営していた。
今も場所を変えて営業しているが、興味のある人は調べて行ってみたらどうかと。
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