喪失の痛みを抱える演出家と女性ドライバーの心の交流と再生を描く人間ドラマ。村上春樹の同名短編小説を映画化。カンヌ国際映画祭4冠やアカデミー賞国際長編映画賞などに輝く。
村上春樹の世界観を護ったまま、…
最初は「村上春樹効いてるなぁ、やっぱり活字の方が自分に馴染むなぁ」と思いながら観た一方で後半はスッと入ってきて本当に良かった。
人間の複雑さの受け止め方とか、過去のモノ/コトへの向き合い方とか人…
映像として視覚的に情報が入ってくると同時に、本を読んでいるような…活字が聴覚的に入ってくる不思議な感覚になった。
人との衝突を恐れて正しいタイミングで傷つかなければ、後に引きずり後悔することになる。…
心の病を治癒していくには、今まで自分を苦しめてきた過去と対峙して、受け入れていく必要がある。ロードムービーの形を借りて、精神疾患の治療をしている感じ。
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【ブログ】
『ドライブ・マイ・カー』 綺麗…
本当に邦画を見ない人間なので日本語の演技が最初ぎこちなくて慣れるのに時間がかかった。言葉遣いも小説みたいで若干違和感がすごくて…。けどこの映画の空気が見慣れた日本の景色が続くからなのか落ち着く。小説…
>>続きを読むABEMAで無料だったので視聴。原作は村上春樹だけど未読。
哲学っぽくもあり「親子や夫婦でも、結局、他人の心のなかは誰にもわからない」だから…を考えさせられるような作品でした。悪い終わり方でもないの…
このレビューはネタバレを含みます
「スマホ時代の哲学」の引用で出てきたので観てみました。
自分の感情にきちんと向き合うこと、傷ついたときはきちんと傷ついたと自覚し相手に伝えないと、大切なものを失ったとき殊更後悔が大きいのかもしれない…
©2021 『ドライブ・マイ・カー』製作委員会