借金を借り逃げした女を追って青木ヶ原樹海を彷徨う金融屋・タツヤ。
樹海で自ら命を絶った女性の理由を探す探偵と、その手がかりになった一人のサラリーマン。
自分の過去を隠して生きる駅構内の売店の女性。
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十数年ぶりに観てみたら当時は理解できなかった感情もわかってしまって少し辛い。
説明的過ぎる不自然な独り言だったり演出に気になる部分はあるが好きな作品。
わざわざ富士の樹海まで行って自殺する人にはい…
なぜだかこの作品を思い出す。観てしばらくしてからも、時々。富士山も鬱蒼と茂る樹海も、景色は変わらないのに、人間の生活はずっと忙しなく変動していく。本当は死にたくなかった、と思う。最後の瞬間には何を手…
>>続きを読む樹海、日本有数の自殺の名所。
そこで繰り広げられる4つの人生劇場。
死にたい人など誰一人としていない。
けれども自殺は後を経たない。
自殺をする動物はいない。人間だけだ。
自殺は人間に与えられた最高…
なんで生きてるのか、
なんで死にたいのか、
なぜ死ねないのか、
なぜ生きたいのか・・・
命とは、とても不思議なモノで。
それはきっと、永遠ではないから、だと思う。
4つのストー…
富士山に表の顔と裏の顔があるように、人にも表と裏がある・・・。自殺の世界的な名所『富士の樹海』を扱った作品なのに、見終わると「生きる勇気」が湧いてくる不思議な映画。何らかの事情で樹海に引き寄せられた…
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