ベレニスに投稿された感想・評価(★2.1 - 3.0)

『ベレニス』に投稿された感想・評価

2.9
鏡を通しているからか、主人公の視線が対象とうまく結びつかずコンティニュイティが滑らかではない箇所がある。けれど、その視線の不安定なショットの連続が、主人公のまなざしの屈折ぶりを表象しているのかな…。

デビュー作ではないにせよ、ロメールの最初期の短編(10年お蔵入りしてたシャルロットとステーキ以前の短編がデビュー作らしい)。

ポー原作の短編を元にした映画で、ナレーション形式、尚且つ自身が主演で、…

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エドガー・アラン・ポーの作品を映画化。
モノローグで進む物語と時折り浮かび上がる闇が、作品世界を形作っている。
最後はゾクリとした快感。
ロメールっぽくないなと。
それとも本来のロメールは、こっちなのか
3.0

エリック・ロメールの初期の短編作品🎬

原作はエドガー・アラン・ポーの同名怪奇小説で、ロメール作品ぽくない雰囲気にびっくり。

偏執狂の男をロメール自身が演じてるけど、異様な雰囲気🫢
てんかんで倒れ…

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3.0
なんかごちゃごちゃ言ってるな。歯に執着する狂った人間のモノローグは理解できないので適当にうんうんそうだよねって聞き流す。じゃないとこっちもやられちゃうからね。コツコツ鳴ってる音はなに?
mam
2.6

このレビューはネタバレを含みます

エドガー・アラン・ポーの怪奇小説をもとに、白い歯に取り憑かれた男の狂気をロメール自身が演じる、ちょっと異色な初期の短編。

2022-468
「私はベレニスの歯一本一本が観念だと信じた。」

エリック・ロメール自ら主演を務めているが、ストーリーも相まって何処となくドラキュラを連想させる風貌。背後で鳴り響いてるクラシックが良い。
Milky
2.5
ゾクゾクするフェチズムの話。
おかしいほどに取り憑かれて最期には…エログロな雰囲気も終始漂うショートフィルムでした。
モノクロ映画だからこそ、より光るテーマだったのかも。
sae
3.0
ポーの原作!
ロメールのゴシックな雰囲気もたまには良い...♡

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