原作未読なのでポーの原作どこまで反映かはわからないけど独特の世界はあった
偏執狂の男がずっと暗い様子だったのに従妹がテンカンで倒れたらいきなり陽気になるのが怖かったし一番印象に残った
歯の次は誰のど…
温室から出られないボクは
自由なベレニスに恋をした
彼女の笑顔や笑い声に
惹かれていると思っていたのに
彼女の白い歯だけがなぜか
夢の中に浮かび上がる
ハハハ うふふ
ははハハ あ歯歯
歯ハ…
ロメール初期短編。
エドガー・アラン・ポーの短編の映画化のようだが、原作は未読。情報を見る限り、原作に忠実に映画化してそう。語り手の偏執狂の主人公が従姉妹のベレニスとその変化について語っていく構成。…
大広間で瞑想する男のもとへ扉から歩いてくるベレニスとその影の分離の仕方が完璧。むしろ影の方が本質で近づいてくる彼女こそが影であるかのよう。そして歯に対する偏執が始まった途端、彼女自身を「彼女の歯」の…
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