幻想・アンダルシアの作品情報・感想・評価・動画配信

「幻想・アンダルシア」に投稿された感想・評価

バブル ボウルズ
そこにあったはずの休暇を求めているように、現在は世話しない現実しかない。
文学と異国
落伍者

落伍者の感想・評価

3.0
滞在先のスペイン・アンダルシア州セビリアで消息を絶った作家の根津甚八の後を追う名取裕子。日本制作で幻想文学を実写にするとこうなる一つの例。「実相寺昭雄の不思議館」の1エピソードと言われても違和感無い。
車椅子の夫・大杉蓮とスペイン料理屋で食事中の名取裕子。ふたりの出会いをセリフでがっつり説明してくるので先行きが不安になるが、デザイナーの夢を果たせなかった名取がレストランで耳にした行方不明の作家の話題から一気にスペインはセビィージャへ空間移動。消えた作家・根津甚八を追い求め架空の登場人物揃えて異邦人ミステリー。根津の小説の朗読を読み解きながら黒衣の女、ロバ、ジプシー。まんまドンキホーテのように名取が迷宮の冒険へ。書かないと忘れるのであらすじ書いてしまいました。ミステリなサントラもヨシ。とにかく名取の幻想つーか妄想が夢にあふれていて最高。若い男女の演技がやたらと微妙だけれどすべては名取裕子がオールフォロー。編集者役でロマンポルノとかでよくお見かけする谷本一さんが出ていた。
csm

csmの感想・評価

5.0
スペイン料理店から黒衣の女に惑わされ根津甚八がロバと彷徨う白壁のアンダルシア地方へ。ジャコメッリのような美しいコントラスト。あなたはどこ?あなたは誰?持て余した女が2人、戯れに抱き合ってガツガツと食べる。各々の素晴らしい夜の話を教えあい海に消えていく幻想。こんな風に想像できるのも全ては夫が大杉漣だからこそ。なんてかっこいい女優なんだ名取裕子。
鎖園

鎖園の感想・評価

2.0

このレビューはネタバレを含みます

号外/

名取裕子の「雰囲気空想」オチ


『レストラン』

/倒錯

『スペイン』

【根津甚八】・・

ここの【根津】「部分」が

『映画』に


『格』と『品』

そして、、

【謎】・・


「余白」を与えて

面白い予定調和な軌道から逸すことが出来ている・・


ただ挿して入って来る


“フラメンコ”


パートの「強度!」がすざましく!

ドラマパートが一瞬(どころか全て“フラメンコ”でも良かったんじゃないか)クズレてしまった。。


カルロス・サウラへの鑑賞欲求に引っ張られてしまった




やっぱ【根津甚八】が「いる」か「いない」かで大きく変わってしまったであろう

面白い【俳優】を悲嘆に亡くしてしまった


これVHSでしか出てないらしいけど、この出来だとよっぽどの好き物しか観ないだろうからDVD刷りは無理だろうな。